先日の香炉峰の雪には対になる一節があって、




遺愛寺の鐘は枕をそばだてて聴き

香爐峰の雪は簾をかかげてみる





というもの。





香炉峰の雪の一節は清少納言の話で有名だけど、


流石に遺愛寺の鐘の一節は知らないだろうと思っていた。




でも・・・。




昼休みに六法を枕にして机でうつらうつらしていたら例の後輩がそれを目ざとく見つけて、私が目を覚ますやいなや、


「遺愛寺の鐘の音は聞こえましたか?」

と・・・。




むむむ・・・。


してやられた感がいなめないw








先日、職場の後輩がブラインド越しに外の雪を見ているのを発見。

彼は温かい地方の出身なので雪が珍しいらしい。


ふと思い立って、「香炉峰に雪は降ったかな」と尋ねたらドヤ顔でブラインドをかかげて「ここにはスダレなんて風流なものは無いんでこれで勘弁して下さい」と。



なんか胸キュンしたどうでもいい後輩談。