学生でも社会人でも就職相談に

乗っていると、マナーがない人がいます。


最初は構いませんが、頻繁に失礼な

態度を取られると、気分が悪くなります。

当たり前ですね。


そのような人たちは、


・自分で気づいていない

・周りの人が教えない

・自分でマナーある姿勢を持たない


のでしょうか?

いずれにしても、私にはわからない。


仕事なので最低限の関わりは持ちますが、

そのような人たちの関わりはそれだけにします。


恐らくどこでも同じことをしているので、

採用はされないような気がします。


昔、上司に


「人の立場で考え、素直なら、

  いろんな人がかわいがってくれる」


と、口酸っぱく言われました。

当時、「うるさい上司」と思ってましたが、

今の自分が当時の上司のようになっています(笑)


学生までは学校に所属しているから、

大人が注意したり、関わってくれます。


しかし、社会人は自己責任なので、

その人が失礼なら周りの人は離れます。


風が吹けば桶屋が儲かる ではないですが、

なんとなく人が離れていく流れが

わかります。

人は嫌な、気分が悪くなるところに

好んで近寄らないです。



最近、たくさん失礼なことを受けたので、

反面教師にするために書きました。


2010年4月に税務署へ個人事業主の開業届を出したので、

この春で10年目となります。早いものです。

 

元々、技術者で人見知りだったので、営業の経験がなく、超苦手。

(今でも営業がうまいとは思いませんし、苦手意識はあります)

 

だから、恩師(先生)に相談しました。

 

 

私 「どのように営業すればいいですか?」

 

先生 「僕は足で稼ぐね」

 

私 「足で稼ぐって、どういう意味ですか?」

 

先生 「お客さんにアポ取って、訪問して、提案するんだよ」

 

私 「そうですか」

 

 

先生が話されることは理解できず、あとで分かることがたくさんあります。

この”足で稼ぐ”ということもそうです。

 

当時は「もっと、効率よく、仕事が受注できる方法を教えてほしい」と

考えて、素直に行動しませんでした。いや、できませんでした。

 

今になって思い出すと、よくわかります。

 

いろんなところへ行って、いろんな人とあって、いろんな話をする。

 

このようにすると、自分を知って貰え(顔が売れ)、仕事につながる

情報が集まってきて、仕事の機会が増えてきます。

 

意識せずにですが、恐らく”足で稼ぐ”ができているような気がします。

10年経って、やっと理解できてきました。

 

別のコンサルタントの人からも似たことを教えてもらったことがあります。

 

「売上や収入を上げたかったら、

 数字を追いかけるのではなく、人を追いかける。

 つまり、会う人の数を増やせば、おのずと売上が増える」

 

ということらしいです。

 

転職当時、営業はできないと考えていましたが、

人と会うことならできるかもと思い、めちゃくちゃ人に会った覚えがあります。

(まあ、暇だったのですが、、、)

 

その甲斐あって、人並な年収は貰えるようになりました。

 

もっと、早く先生が教えてくれたことを、素直に取り組んでおけばよかったです。。。

 

先日、日経新聞に下記記事が掲載されました。

 

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO40063070W9A110C1000000/

 

やはり、そうか!という印象です。

 

実際に、大学で就労支援していても、昨年末ぐらいから

 

「エントリーシートの添削をお願いします」

「面接練習してください」

「インターンシップでのグループワークは、どのように臨めばいいですか?」

 

という声がチラホラと聞いていました。

 

業界によっては、2次面接なんてこともザラでした。

 

だから、内定率5%と聞いても驚きません。

昨年よりも1ヶ月ぐらい前倒しのような気がします。

 

もう今までのような採用スケジュールで考えない方がいいでしょう。

 

そうなると、就職対策講座なんてのも、あまり意味がなくなってくるかも?

 

企業の採用担当者の人が、学生の観るところが変わってくるから、

それに合わせて準備?しないといけなくなるので。

 

と、書いていますが、”社会性を持った学生”になればいいんでしょうね。

(これが難しいんだよなー)

 

 

私には敬愛する恩師(勝手に師匠と呼んでいます)がいて、

いつも「先生」と呼んでいます。

 

 

この先生と出会わなかったら、今、人財育成業界で

仕事ができていません。

 

先生からいろんなことを教えてもらいましたが、その中で、

 

”一流に触れる”

 

ということがあります。

(どうようのことが書籍にも書かれているかも知れません)

 

「なんでもいいから、一流に触れなさい。

 素晴らしいことやモノが理解できる。

 そして、自分の立ち位置もわかってくる」

 

と教えてもらいました。

 

音楽でも、芸事でも、人でも、モノでも、なんでもいい。

 

今年は、その中でも一流の食べ物を食べようとしています。

(勝手な理由ですが、実は、食べたいだけです(笑))

 

確かに、恩師のようなすごい一流の人と会うと、

それ以降、どのような人に会っても、驚かなくなりました。

 

頻繁にはできませんが、奥さんや娘たちにも、できるだけ

一流に触れるような機会を与えたいと考えています。

 

お金を残すのもいいですが、経験や考え方を残すのもいいと考えています。

 

 

 

24年前、神戸で地震があったとき、大学卒業間近でした。

 

同じ学科の友達の家が大学で観ていたテレビの中継で、

火災のど真ん中だったと聞いたことを覚えています。

 

なにか自分でもできることがあるかもしれないと、

軍手と厚底の靴、自分の食料を詰めて神戸方面へ

阪神電車と、歩いて行きました。

 

しかし、当時の私(22歳)には受け入れられない光景と、

被災した人たちの生活を見て、ほとんど何もできずに

帰った記憶があります。

 

本当に、かける言葉もなく、うろたえていただけでした。

どの公園か忘れましたが、炊き出しお手伝いをしただけです。

 

今ならカウンセリングを学んだので、話を聴くことぐらいは

できるかもしれません。

 

今週から関西テレビで”ブリッジ”というJR六甲道駅を

復旧した人たちのドラマが放映されています。

 

内容云々より、なぜか観ないといけないと感じています。

 

やっと、24年経って、このようなドラマができるように

なったのかと考えながら、観ます。