楽しみにしていた、“空海展”

これは、唯一、写真撮影が可能でした。

「一級文物文殊菩薩座像」

唐の時代の作品で、中国の西安碑林博物館所蔵。

大理石でてきています。

右腕の欠損とか気にならないくらいの存在感。

でも、やっぱり見応えあったのは、

「両界曼荼羅（高雄曼荼羅）」

金色で描かれた繊細な曼荼羅が私を大きく見下ろす。

いつまでも見上げていたかった。

その反面、見つめ続けると心を見透かされて、

なにかを省みなきゃと思わされる。

あとは、善通寺の「錫杖頭」

これは３月、善通寺の宝物館になくて写真だけだった。

観たいなぁと思っていたから、

なんだぁ、ここに来てたのね、と嬉しかった。

午後から来ていた私はゆっくり観すぎて、

常設の「なら仏像館」を観れなくなりました(笑)

2024.04.17

https://www.narahaku.go.jp/exhibition/special/202404_kukai/

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特別展

生誕1250年記念特別展

空海　KŪKAI
―密教のルーツとマンダラ世界

空海の生誕1250年を記念して、奈良国立博物館の総力を挙げた展覧会を開催します。

「虚空尽き、衆生尽き、涅槃尽きなば、わが願いも尽きなん。」（『性霊集』巻第八）　

（この世の全ての物が消滅し、仏法の世界が尽きるまで、私は人々が救われることを願い続ける）

衆生救済を願った空海が人々を救うためにたどり着いたのは密教でした。空海は中国・唐にわたり、師匠の恵けい果かから密教のすべてを受け継いだと言われます。

本展では、密教がシルクロードを経由し東アジア諸地域、そして日本に至った伝来の軌跡をたどることにより、空海が日本にもたらした密教の全貌を解き明かします。また、多数の仏像や仏画により、空海が「目で見てわかる」ことを強調した密教の「マンダラ空間」を再現するとともに、各地で守り伝えられてきたゆかりの至宝を一堂に展示し、空海と真言密教の魅力を紹介します。

【修理後一般初公開】
国宝　両界曼荼羅（高雄曼荼羅）のうち金剛界（部分）
（京都・神護寺)
後期展示（5/14～6/9）

会　期

令和6年（2024）4月13日（土）～6月9日（日）
前期展示：4月13日（土）～5月12日（日）
後期展示：5月14日（火）～6月9日（日）

会　場

奈良国立博物館東・西新館

出陳品

展示件数：115件（うち国宝28件、重要文化財59件）

出陳一覧はこちら

4/15　灌頂歴名（京都・神護寺）の展示期間が変更になりました。4月13日（土）～4月29日（月・祝）までとなります。

奈良国立博物館“特別展 生誕1250年記念特別展 空海KUKAI━密教のルーツとマンダラ展”

奈良国立博物館“特別展生誕1250年記念特別展空海KUKAI━密教のルーツとマンダラ展”