今週末は、話しことば検定1級の試験。
うつ社長、受験します。
5月に1級、12月に2級、3級の試験があるそうですが、
「12月まで待てん」
というだけの理由で、1級受験申込み。
3つの会社でサラリーマン15年近くやって
・メーカー営業
・システムエンジニア
・コールセンター運営
(採用、研修、マニュアル作成、運営管理、構築~クローズ、
インハウスコールセンターへのコンサルティング等々)
・業務コンサルティング
なんかをやってきました。
システムエンジニア時代はマニュアルどころか
約款まで作らされたし。
約款なんて誰も読まないだろうケド
でも間違ってたら嫌じゃない?
これもちまちま言葉選んで文言作りましたよ。
コールセンターでは
尊敬語、謙譲語、丁寧語の正しい使い分けを教える仕事だし、
日常的に話し方を指導して、話し方で査定するんだもん。
そりゃこっちも勉強しますよ。
下手するとオペレーターに馬鹿にされますから。
研修では100人以上の前で話をしてましたし、
人前で話すことは得意なほうです。
(リコールや苦情対応の窓口は、メディアに初報が流れてから24時間前後でコールセンターが開設されますが、そんな突発的なコールセンター構築・運営もやってましたから、短時間で老若男女に必要最低限のことを覚えさせることは、得意。)
コンサルなんて
相手に極力不快感を与えず、先方の内部に入り込み
問題点を指摘、改善案を作って納得させるっつう
「一歩間違えたら出入禁止確定」
情報収集の手法はいろいろあると思いますが、
うつ社長の場合、ギリギリラインでの言葉の応酬。
(一回出禁食らいました)
だいたいさ、
コンサルやってた私が言うのもなんですが
自社で解決できない問題を人任せにしよう、的な発想が見え見えの依頼元が多かったんだよね。
社内で責任を持ちたくないし、悪人も出したくないわけよ。
「外部の専門家(コンサルティング会社)が言ってるんだから、まぁいいか」みたいな、他力本願。
そして、なんかあったら「あんたら、そうやれって言ったじゃないか」とコンサルのせいにできるしね。
本当に人材や時間がなくて、日々の業務を進めることだけで手一杯で、外部にコンサルお願いするしかないんです、助けてくださいって仕事は残念ながら少ない。そして残念ながら、コンサルした後に、改善提案がきちんと動いているところも少ない。まぁ、株主なり社員向けにコンサル入れたっつう既成事実が欲しいだけの依頼元も多かったんだろうな。
まぁいろいろあって、
コンサルのお仕事は「大人の言い訳」と「適切な言葉を瞬時に選ぶ能力」の重要性を痛感。
まぁそんなこんなで
なにかと正しい日本語を要求されるお仕事が多かった(ような気がする)うつ社長、
せっかくだから日本語オタクになってやれ、という訳です。
で、話しことば検定ですが。
さっき、合格率を調べたところ、
1級合格率、20%台。
受験者はアナウンサーが多数。
うげ。
なんの勉強もしていないうつ社長、
ただの日本語オタク気取りのうつ社長、
やっちまった感満載。
・・・どおりで参考書が本屋に置いてない訳だよ。
ちなみに 1級試験内容は、
1) 筆記 100点満点中75点以上合格
2) スピーキング(「当日問題」と「プレゼンテーション」)。
ABCDEの5段階評価、B以上合格
「当日問題」ってなんだよ。
「1分程度の文章を読んでいただいた後、
監督官の指示に従い、2分程度お話しいただきます」って何をだよ。ぜんぜんわかんないよ。
だいたい、「プレゼンテーション」のネタもまだ決まらないんだよなぁ。
プレゼン資料も提出しなきゃいけないのに。
テーマは「世界に向けて、日本をアピールする」
現日本において、何をアピールしろと。
あぁぁ。テンションは下がる一方。
発声と敬語には自信があるのだが、
果たして
わざわざ東京まで行って受験する意味があるのか・・・。