春の雪…原作一文字も読んでません。妻夫木聡&竹内結子がやってた映画も観てません。

 

 

というか、このヅカの『春の雪』があの『春の雪』ということも知らずにDVDを観たことを白状しますww

 

 

まぁだから何だという話なんですけどね。質の悪い観客でサーセンってことですよ。

 

 

観る前にちらっとヅカヲタの方の感想ブログを読ませていただいて、清顕がけっこうなひねくれ坊やということだけは知ってから観ましたニヤニヤ

 

 

あとみり顕(明日海さんが演じる清顕の意)がとんでもなく美しいビジュアルということも♡

 

 

 

 

ハイその通りでしたーニヤニヤ

 

 

なんなのあのみり顕のひねくれ具合は!!どうしたらああなっちゃうのYo!!ゲッソリ

 

 

聡子さんさぁ、『あのような(親が誘って芸者遊びさせる)教育をあそばされますのか?!』とか清顕父に詰め寄ってたけど、清顕は幼少期は聡子んちに預けられて育ったわけでしょ??

 

 

むしろお前んちの教育方針がどーなんだYo!!と思ったよね(笑)

 

 

しかも、清顕と聡子はけっこうな時間一緒に過ごしてたみたいだし、お前にも責任の一端は大いにあるぞってなハナシですよww

 

 

まぁある意味聡子はその責任をきっちり取る羽目になるわけですが…。

 

 

って、そーいう責任どうこうって話ではなくww

 

 

ちょっと変わった形ではあるけど、ちゃんと愛がテーマであるお話ですアセアセ

 

 

 

 

そしてやっぱり、事前情報通り、みり顕はけしからん美しさでしたーーーー笑い泣き笑い泣き笑い泣き

 

 

明日海さんの黒髪&古風な学ラン…キラキラ

 

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途中で登場する白スーツ…キラキラ

18かそこらの少年はこれは着ないでしょーと思ったけどねww昔の良家のおぼっちゃんは着てたのかしら…

 

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そして昔風のあの言い回し…好きですピンクハート

 

 

はいからさんが通るとかそこらへんの漫画読んでいたので(でも花組のはいからさんは観ていない!だって明日海さん主演じゃないし!)、良家の男子学生のああいった話し口調好きですーチューラブラブ

 

 

『貴様』が侮辱して相手を呼ぶ貴様じゃないところとかね。

 

 

でも劇中では基本こんな表情ばっかりしているひねくれ坊やみり顕なのでしたww

 

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やっぱり明日海さんはどんな理由であれ眉間のシワが似合うのぅデレデレ

 

 

 

 

最初に清顕のひねくれっぷりをディスっておいて何ですが、清顕がひねくれていなかったら父親に聡子の婚約に異存はないな?と訊かれたときに『異存あーり!』と訴えて聡子をもらってハッピーエンドになっていたわけで、それじゃ物語にはならなかったわけですよね(笑)

 

 

何回か観てもいまだにこの話の本質をわかっていない私ですが、とりあえずみり顕の痛々しいまでの愛情は感じ取れました。

 

 

もうね、あの聡子が列車に乗るときの『さとこぉぉぉーーーーーー!!!』の絶叫がね…

 

 

ベルばら明日海オスカルバージョンでアンドレが死ぬ場面でも思ったけれど、明日海さんってなんであんなに取り乱して絶叫する演技が上手なんだろう…。

 

 

その後の『離して下さい!!…っ離せ!!』の言い方もね、なんかすっごく感情がこもっていたというかリアルでした。

 

 

18かそこらの少年っぽさがしっかり出ていました。

 

 

少年っぽい明日海さんだから、少年の役が合っていたのもあるんでしょうけどね。

 

 

 

 

聡子役のジェンヌさんも可愛かったなぁハート

 

 

もう退団されているジェンヌさんなんだけど、やっぱり相手役に好感が持てると2人の恋路への感情移入度合いがぐっと上がるよね〜デレデレ

 

 

聡子が清顕に怒る場面で、『清様はただの赤ちゃんですよ!』と怒るところが好き!!

 

 

相手を罵る言葉もお上品で可愛らしい〜ラブラブ

 

 

でも子ども扱いされるのが大嫌いな超絶プライドの高いみり顕の怒りの導火線に火をつけるには十分な言葉だったんですけどねタラー

 

 

 

 

そして最後のシーン、みり顕が本多に『胸が痛いんだ。まるでナイフで刺されているみたいだ。』と言う、あの口調…

 

 

鼻にかかった声で本多に甘えてるみたいで…みり顕の甘えん坊さん〜デレデレラブラブと一瞬萌えてしまいましたが、この台詞の後すぐに死んでしまって萌えてる場合じゃなかったーーーーガーン

 

 

あぁ…一目でも聡子に逢わせてあげたかった…と本多みたいな気持ちになりましたとさ。

 

 

 

 

 

この『春の雪』、ショーがくっついていないので物足りない感じがしましたが、どこかのブロガーさんが最後に華やかなショーがないからこそ余韻に浸れて良いとおっしゃっていました。

 

 

確かにそうかもなー。最後まで重苦しい雰囲気な作品なだけに。

 

 

大体、パレードがあったとしたら明日海さんは学ラン姿で羽を背負うのか??(笑)

それはそれで見てみたいけども!!でもきっと聡子とのデュエダンのときの白スーツとかかなぁと。

 

 

そしてシャンシャン(フィナーレのときに全員が持ってる小道具)のデザインがどうなるのか気になるww

 

 

とにかくこの『春の雪』、一言でまとめてしまうとひねくれ過ぎた故の自業自得な話なのですが、清顕が並外れて美しいこととそこに愛というテーマが存在するのでただの自業自得話ではなく物語として成立しています。

 

 

私はあと何回も観ないとこの作品の本当の良さはわからない気がしますが、明日海さんファンの中では高評価な上に、明日海さん自身も思い入れのある役として清顕を挙げていたりするので、お勧めはお勧めですピンクハート