そろそろクラシコの感想を書かないと公演が終わってしまう

実はもう4回観てるんですがね、
なんともとらえどころの少ないお芝居で
感想が書きにくい・・・まとまらない。
祐飛をかっこよく見せるためだけのお芝居って感じで
宙組に、そしてさらに祐飛に思い入れがなければ
退屈極まりない内容なんですわ。。。
初見はまず誘えない。
ハプスブルク同様淡々としたストーリー展開。
やっぱ苦手だわ、植田景子(←演出家)。
でも2回目、3回目と観るうちに自分的に好きなシーンが出来てきて
「いい話ではあるんだなぁ」と思えるようになってきた。
起承転結があればなぁ・・・。ずっと同じテンションなんだもん。
今回公演中に発表された驚愕人事。
それを組み込ませたかのような配役やセリフに、人事異動発表前と
後では見る印象が変わった。
みっちゃん→専科移動 :サルバトーレを支え、勤めてきた会社を辞める
まさこ→星組移動 :サルバトーレの元を去ってライバル会社設立
テル→アメリカジャーナリスト :イタリアに来てやりたいことを見つける
みーちゃん→雪組移動 :アメリカ人
と前置きが長くなりましたが、以下感想。
◆大空 祐飛:サルヴァトーレ・フェリ渋くて、孤独な男。仕事一筋でトップに上り詰めたはいいが
何か大事なものを忘れてしまったような男。
自分の力を試したいばかりに育ての師匠と仲違いしたまま
別れたのがトラウマ。
負けることは許されない男。
元カノのクラウディアに
「あなたの本当に求めるものは何か」と
言われ考え込む。その後、銀橋で歌う「♪クラシコ~」の歌も良かった。
レニー(テル)に初めて会ったとき
「服装は相手に対する礼儀だ」って
叱咤するんだけど、17日のVISA貸切で
「礼儀だ」のとこ間違えて
「身だしなみだ」って言ってた。
通じるけど、意味がだいぶ違っちゃったような・・・^^;
最後に仲違いした師匠(おやっさん)登場。
読める流れだけど、思ったとおり泣かされる。
サルヴァトーレが初めて仕立てたスーツを大切に持ってて、
サイズ直しをさせる。
汝鳥さん泣かせるよね~。
「お前がしたかったことはワシの夢とは違ってたのか」って
涙ながらに言うところにグッときた。
その後、サルバトーレと働いていた人たちの映像が流され、
サルバトーレのエピソードが語られると昔の彼が目に見えるようだった。
後輩思いでお客思い。
その映像を見てるゆうひもかっこよかった。
◆野々 すみ花:ミーナ・プッティ田舎ナポリ出身のグズな女の子ミーナ

嫌味がなくてかわいいし、やっぱ上手い

おばあちゃんに電話かけるシーンが好き
「クラークゲーブルと共演なんてまだまだよ~」って
・・・かわいすぎる

ゆうひとすみ花の初めて会うシーンも息ピッタリ。
でもトップコンビが最後まで恋人にならないのはつまんないなー。
ゆひすみ好きだから特に残念

強いて言うなら出身が同じと言うことで惹かれあう感じ?
いや、惹かれあうってよりやや興味を持つくらいかな。
とにかく絡みがないんだもん


ナポリ人のレストランに来て初めて笑顔を見せるゆうひ。
テーブルに座ってナポリを思い出すゆうひがかっこいい。
ナポリの伝統芸プルチネッラ役なんて、てるてる坊主みたいな衣装に
仮面付けて踊らされて、別にすみ花じゃなくても良くない?って感じ。
ミーナが言うセリフで
「私にもできることがあるってあなたが信じさせてくれたから」
「あなたは守りたいもののためにいっぱい傷付いたけど
自分で思ってるよりずっとあなたは人から愛されてる」ってところが演出家が言いたいことだったのかなぁと深読み。
◆凰稀 かなめ:レナード・デルーカ(レニー)2番手の役ってほど印象に残らないんだよなー。
確かに出番は多いかもしれないけど、うーーん。
テルはアメリカから来たディレクター(?)でアメリカ進出するサルヴァトーレの取材に来る。
サルヴァトーレ(祐飛)のポスターが出てきて「石田三成に似てますがね」って言うのが好き。
印象に残ったのは
イタリアに来て変わった。
自分の撮りたいもののためには食らいつく。
とことん今回の仕事は心から取り組みたい。
本当に撮りたいものに出会えた。みたいなとこが
星→宙に組替えで来たことにリンクしてる。
◆北翔 海莉:マリオ・ブラージみっちゃーーん!もぅ大好き!
今回、特に熱くて祐飛の次に印象に残った。
根っからの職人。
アメリカに進出して成功したいサルヴァトーレに対して
今のクオリティーを守るため事業拡大に懸念を示すマリオ。
何かに対する怒りを芝居でぶちまけるような激しさだった。
みっちゃんの歌も歌詞忘れたけど、しんみりしてて聞き入ったなぁ

拍手もひときわ大きいような気がした。
マリオがサルヴァトーレに向かって「ミシンだけは絶対にダメだ!」と言って、
一針一針手で縫うことの大事さを訴えるのは鬼気迫ってた。
「俺はお前がそれでいいと思ってるとはどうしても思えねえ!」とか泣ける。
サルヴァトーレとマリオの昔からの絆を感じるセリフだった。

好きなシーン

オープニングでのスーツ群舞と に か く かっこいいんだーーーー
説明なし!体で感動する感じ!
ともちん→まさこさん→大ちゃん とかっこいいスーツ着て
登場するんだけど、決めポーズの時に上手(かみて)で祐飛も
ピシッと決めポーズを取るんだよね。
それがめちゃくちゃかっこよくて、センターのモデルズ全然見れず。
もう祐飛に毎回ロックオンです。
その後、スーツ着た男役達によるダンスが始まるんだけど
ずっと見ていたーい


ここだけでお芝居の半分以上の価値があります

マリオ退職によるお別れパーティーマリオ最後の夜にサルバトーレがパーティー(?)に来るの。
サルヴァトーレが来てくれて素直に喜ぶマリオは清々しかった。
サルヴァトーレはまだ現実が受け止められず辛いのか、
「俺がお前を追い詰めたのか・・・」ってマリオに言うんだよね。
このセリフめっちゃ泣ける。
マリオもサルバトーレもお互いを理解し、思い合ってるんだけど
職人としての気持ちが大きくてぶつかっちゃったんだよね。
サルバトーレに対する尊敬の気持ちを告白するマリオ。
「俺のためにお前の人生の何年かを犠牲にしてしまった。」って
サルヴァトーレが言うんだけど、そんなこと言わないで~

しめっぽくなったところでマリオが空気を変えて明るく歌い、踊るの。
いい奴だなぁ。それにゆうひが加わって2人で踊るとこ素敵だった。
なんか見えない絆みたいなものが感じられた。
「♪人生一度きり~、ど う せ 生まれて 死ぬのなら
おもしろく~ 楽しもうぜ~ ブラボ!俺だけの人生~
」今回、ゆひすみよりもゆひテルよりも
ゆひみちが一番素敵だった。
なんとなく、無理やり、面白くなってきた4回目の観劇でした。
NICE GUY!!(ショー)はまた今度書きます
