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とりあえずタカラヅカを絡める

とりあえずタカラヅカが好き

↑なにこのエラそうなタイトル

○○の△組、というのは雑誌などの宝塚入門的記事でよく紹介される概念で、ダンスの花組とか日本物の雪組とかが有名だ。
(今現在必ずしもそうであるとは言ってません)

これらはその当時在籍していたおもにトップスターや主要スターの得意分野だったりその組で上演されて評判の良かった作品のカテゴリーだったり、要するに結果からみたラベリングだった。

最近思うのは、劇団の方向性としてそういう結果に対するラベリングではない、営業推進の方策としての組単位の役割分担をしようとしているのかなと。
で、手始めとして宝塚未経験者を宝塚の世界に引き込む役割が雪組というわけで。
つまり、2.5次元が得意なトップスターが在籍している組がマンガ原作などの他カテゴリーとのコラボ作品を上演するのではなく、未経験者を引き込む役割の組は2.5次元が得意なトップスターを配置して評判のコラボ作品ばっかり上演するの。
考え方の方向が逆というか。
そうは言っても、おそらく雪組が現在日本物(特に殺陣があるサムライ物)組や2.5次元組になったきっかけは、壮さん時代の上演作品やちぎちゃんの得意分野の影響だと思うけど、それが大成功している今、せっかくなので今後もその方向を維持して『組の営業戦略』にしていくんじゃないかと。

そう思うと、るろ剣直後の別箱の作品が『ローマ』と『ドン・ジュアン』なのも納得行く。
この2作品は「るろ剣で捕まえた新規客を離さない」ためのもの。
ローマの休日は、観たことなくても『オードリー・ヘップバーン主演の世界的超有名映画』ってみんな知ってるっていう作品的な入りやすさと、それを剣心と薫殿でラブラブだったあのトップコンビが演じるというジェンヌへの興味で惹きつけ、片やドン・ジュアンは「るろ剣の美声オリキャラで(若干変な方向ではあるけれど)色気たっぷりだった人」の文字通り伝説の色男の役っつーことで興味湧くはず。
いや~ジェラール山下を観たあとのドン・ジュアンの(エロ)ポスター、妙な納得感あるよね。
この人こういう路線なんだ、ブレてないな、みたいな。

この営業戦略が成功したら他の組もそれぞれ役割を明確にしていくかも…すでにそうなりつつあるのかもしれないけど。
だから組によって作品傾向に偏りがあるのは、これからは当然というかむしろ拡大してゆくのかもね。

ファンも今までのスター個人のファンや組ファンを増やすより「海外μ観たいから○組に行こう」とか「日本物が好きだから○組に行こう」とかの方に力入れてくとか。
「各組(若干特徴はあれど基本は)バランスよく」っていう時代ではなくなっていったり。