この作品は映画で、韓国の作品をもとにしてるみたいですね~

 

 

 

めちゃくちゃ予想を裏切られました!

もう切ない切ない~えーん

 

原題がดิว ไปด้วยกันนะ ( Dew 一緒に行こうよ ) なんですが

見終わった後にまたこの題名を思い返すと、もう…泣けます

 

 

 

DewはOhmくん、PopはNontくんで、このNontくんの声がすごい好きです

すごく低くて落ち着いた声なんですよね~

 

 

 

この映画の感想を書いてる方が少ないので、前半の2人の学生時代のあらすじだけ書いておきます!

後半はご自分で見てみてください~

 

 

 

舞台はパンノイというすぐにうわさも広まる小さな町

 

チェンマイからやってきたDewは、ある日登校中にバイクに乗ったPopと出会います

そのまま学校まで乗せてもらうDew

 

 

するとにわか雨が降ってきて、Dewは傘をさしますが

その傘が視界をさえぎって2人はぬかるみにボチャン

 

 

学校につくと泥だらけのバイクを洗いながら2人は自己紹介をしあいます

 

 

そして全校集会の校長のお話

「AIDsが流行している、、、、特にゲイの間で。

ゲイの者は前に出てきて検査をするように」

 

まるで何かの見せしめですか、というような扱われ方

まだLGBTは受け入れられていません

 

そしてこの学校ではゲイの子供たちは

ストレートにさせるためか軍事訓練に参加させられるのです

 

 

 

仲良くなっていくDewとPop

DewはPopに隠し絵を見せて何が見えるか当てさせますが、Popは全然見つけられません

2人はバンジージャンプに行きたいね、と話していました

 

ちょうどそのとき英語の授業で、

タイの歌を上手に英訳した人は無料でニュージーランドに行けるという

なんとも豪華な景品のキャンペーンがあると知らされます

 

Dewはニュージーランドに行ってバンジージャンプしよう!と張り切りますが

Popは無理だよ~とあきらめモード

Dewがひとりで英訳をがんばります

 

 

バイクに乗れないDewはおなかがすくたびPopに乗せてもらってでかけます

 

 

そんなある日、毎回連れ出されることに疲れたPopは

森でDewにバイクの乗り方を教えようとします

 

しかしエンジンもうまくかけれず、乗ってもすぐに転んでしまうDew

 

Dewは「なんでいつもみたいに乗せてくれないんだよ!そんなに嫌ならうせろ!」とどなります

怒ったPopも「おまえが言ったんだからな」と森にDewを残して走り去ってしまいます

 

 

 

空も暗くなり雨まで降ってきてしまい、Dewは近くの電話ボックスに走りこみます

Dewがしゃがみこんでいると、むこうからバイクの光が

 

戻ってきたPopは「大丈夫、怒ってないよ」とDewをぎゅっと抱きしめます

 

そして

 

 

 

しかし厳しい親や学校のことが気がかりで

次の日からPopはDewと距離を取ります

 

 

 

 

ある早朝の学校で、DewはPopが一人黒板を消しているのを見つけます

話しても答えてくれないPopに、Dewは黒板に文字を書いて話そうとします

 

 

消しても消しても文字を書くDewにPopは「なんなんだよ!」とキレます

「俺たちの間に起きたことはありえないことだ。」

 

Dew 「友達にもなれないの?」

 

Pop 「俺たちがただの友達だと思うか?俺の父さんはどうする?このクソみたいな学校は?」

 

Dew 「この町から出ればいい。他のところでまた始めようよ」

 

Pop 「俺はおまえみたいになりたくない!他の奴らと同じようになりたいんだ!」

 

Dew 「俺みたいにってどういうことだよ、俺がなりたくてこうなってると思うか?!」

 

 

ここで初めて私はDewがもともとゲイだったことに気づきましたタラー

 

 

そしてDewはPopを殴ります

 

 

 

 

先生に親も呼び出された二人は理由を聞かれます

何を言ったかはわかりませんが、Dewはカミングアウトをしたようです

 

Dewの母親は帰り道、「俺がゲイでもまだ愛してくれる?」という言葉にも何も答えません

 

一方Popは父親に「ゲイに殴られて殴り返せもしないのか!」と怒鳴られます

 

 

 

 

次の日学校ではDewがPopに断られたから殴ったとうわさされ、Dewの机にはヒドイ落書きがされています

 

そのときDewはPopに呼び出されます

 

Popは「隊員は生徒証しか見ない」とDewの代わりに軍事訓練に行くと決意していました

 

 

この後2人はまたもとのように仲良くなりますが、

 

ある日Popの父親にPopがDewの代わりに軍事訓練に行っていることがバレてしまいます

大ゲンカをし、父親を殴ったPopはそのまま家を飛び出し

Dewに「おまえが正しかった。一緒に逃げなきゃ。今夜の終電は11時半だ。行こう」とメールします

 

そのメールを見たDewの母親は「行かないで、一人にしないで」とDewに頼みます

 

そこへPopから電話がかかってきます

 

Dew 「ごめん、母さんを一人残して行けない」

 

Pop 「おまえが逃げようって言ったのに、母親のせいで気が変わったのか?俺は家を追い出されたんだぞ。

    おまえがいるからできたんだ。俺は失くしたものをどうやって取り返せばいいんだよ!」

 

Dewはひたすら謝り続けます

 

Pop 「全部忘れよう。俺がおまえに優しくしたのはおまえがかわいそうだったからだ」

 

そしてPopは一人で電車に乗り込みます…

 

 

 

 

ここまでが学生シーンです

 

 

 

 

ここから幸せになるの?っていう感じですが、

みなさんが想像しているハッピーエンドにはならないと思います

 

最後のシーンもこれがハッピーエンド?と思われる方もいるかもですが

私はこれでよかったかなぁと思います

 

書いている方が少ないので、結末は書かないでおきますね

 

 

 

ちょっと後半、道徳的にいいのだろうか…という感じはありましたが笑

 

隠し絵やバンジージャンプも伏線になっていて

とてもいいお話で、すごく感動しました

ハンカチ必須ですえーん

 

 

 

 

はぁ、そろそろ切ないのじゃなく明るいものを見よう…