1. WiFi状況、通信データの早さ
移住前は、ポルトガルなんてもう、イライラする位、通信データが遅いんじゃないか、公共のWiFiが全然ないんじゃないか、などと思っていたが、なかなかどうして。至る所に公共WiFi。カフェに行こうが、スーパーに行こうが、あります、WiFi。通信データも普通に早い。良く思い出してみたら、8年前にCascaisのビーチに行ったときも、公共WiFiあった…。なのに、なんでポルトガル、WiFiあるかな?なんて偏見を持っていたのか…?
2. EVの充電スポットの有無
これも、WiFi同様、無駄な心配だった。ホテルやスーパーの駐車場に限らず、普通に町中に充電スポットがある。うちのアパートも、管理組合に頼めば、自分の駐車スペースに、充電器を設置してくれるらしい。
3. アメリカ資本のファスト・フード、スタバが思ってたより、無い
これは本当に良かった、と思う。25年位前にイタリアにバックパック旅行をした時、パンテオンの真ん前にマクドがあって、がっかりした(けど、トイレを使えたので、許す
)ことがあったので、この時代に、まさかポルトガルが、頑張ってスタバの進出を抑えきれてるとは全然思わなかった。スタバなんて、世界中を侵略してるのかと思っていた。シャルル・ド・ゴール空港にすらスタバがあって、愕然としたことがあったのに!でも、マクドは郊外に行けば、ある。バーガーキングも見た。KFCも広告を見た事がある。だが、しかーし、これらのファスト・フードの店も、町中の景観を崩すような場所には見当たらない。
4. ピザが不味い
隣国ではないけれど、地理的に行ったら、ポルトガルはシアトルや日本より、イタリアに近いんだから、ピザは旨いはず、は根拠のない思い込みだった。ちゃんとしたピザやさんにも行ったし、スペイン資本、フランス資本のスーパーの冷凍ピザも試したけど、米国の冷凍ピザ以下の味だった。材料は悪くないはずなのに、ピザ生地がまず不味い。あ、前項のファスト・フードの繋がりで、私のアパートの窓からは、アメリカ資本ドミノ・ピザの店が見える。それから、歩いて5分程の広場には、同ピザ・ハットがある。他のファスト・フード進出は死守したのに、なぜ米国ピザ屋はOKなのだろう?しかし、幸運なことにドミノもピザ・ハットも我が家の近所以外では、まだ見ていない。ま、でも、万が一、ということもあるので、ドミノを試してみた。…期待を裏切らない不味さ
…いや、不味くはないんだろうけど、美味しくない。生地がなんか湿ったせんべい布団みたいで
。トッピングもさして、旨くはない。ポルトのイタリア系のカフェでピザを食べてみたけど、やっぱりぬれ煎餅みたいだった。
5. 中国資本のお店は、ダイソーの代わりにはならない
ポルトガルに長年住んでいる移住の先輩にインタヴューをしたことがあったのだけれど、その時に、“大抵のものは、中国のお店で手に入る”と言われてた。実際に引っ越してみたら、マイアにも、少なくても、3,4件は、“中国のお店”があって、洗面器から線香から洋服からペット用品から園芸用品から工具から、確かになんでも手に入る。でも、ダイソーや日本の他の百均と絶対的に違うのは、商品の質とセンス、そして何より価格。値段は均一ではないし、ぶっちゃけ、全然安くない。絵具やその他の工具を入れるための整理箱を買おうと思ったら、IKEAの方がずっと安かった、物も良いし
。シアトルにまだダイソーがオープンする前には、私は日本に帰国する度に百均で大量の買い物をしていた。スーツケースを百円で買ったもので一杯にする事には、多少抵抗があったが、その頃、日本のダイソーにはシアトルでは買えないものが沢山売っていたのだ。ダイソーは、一時期シアトルの至る所にあったが、残念なことに、円安ドル高+インフレで、ここ数年でシアトルからかなり撤退して、郊外に大きな店舗を数件残すだけになった。しかも、日本で100円で買うものは、米国で給金をもらっている人間にとっては、感覚的に85円位の感覚なのに、米国のダイソーでは当初は1.5ドル、最近は2.5ドルくらいで売られている。という事は、私的には、200円以上出して、100均の商品を買っている感覚なのだ。だから、米国のダイソーには、他で入手不可の物を買う時以外には行かなくなって、今でも、スーツケースを埋め尽くすほどではないけれど、日本帰国の時には、100均で買い物する。だから、仮にダイソーがポルトガルに進出してきて、その価格が2.5ユーロ位だったとしても、中国系のお店よりは、ずっと流行ると思う(私も絶対行くし
)。
6. 刺身が怖くて食えない
ポルトガルに移住する決め手の一つが、魚介類が普通に手に入ることだった。イワシサバタラは勿論、調理済みのたらこをショウガと醤油で煮たりもできるし、タコイカは食べ放題だし、だけど、刺身だけは、まだ試していない。リズボンにお住いのブロガーさんが、良くマグロを生で食されてるので、どうやって刺身用の魚を見分けるのか、と聞いてみたら、新鮮な所で買うことと、あとは勘、というお返事で、私には、まだ少しハードルが高いのである
。なにせシアトルで刺身、と言ったら、レストランか日本食スーパーで刺身用とちゃんと提示してあるものしか食べた事がないので、経験不足だ
。しかも、マイアの寿司屋に行って、マグロを頼んでみたら、色が、私の想像するマグロと違う。少し怖かったけど
、一応寿司屋なんで、食べた。もちろん、大丈夫だった。アニサキス発見用にブラックライトも持参してきたし、日本人の私は大丈夫かもしれないが、相棒は福岡でイカの刺身を食べて、食中毒を起こした前科がある(私と従妹夫婦は大丈夫だった)ので、ここは慎重にしないと、と思うと中々手が出ない
。
7. コーヒーが旨い!
イタリアでもフランスでもコーヒーが旨いのは経験済みだったが、8年前のポルトガル旅行では酒ばかり飲んでいたので、コーヒーの事はすっかり忘れていたが、ポルトガルのコーヒー激うま。しかも安い。デミカップに入ったエスプレッソなら、60セントとか、ミルクのたっぶり入ったMeia de Leiteなら、1.30ユーロとか。10ドル近くする、スタバのコーヒーには金粉でも入っているのだろうか
。
8. Amazonは、ポルトガルにはないけど、スペインにはあって、利用可
前述のインタヴューで移住先輩は、ポルトガルにはAmazonがないので、ドイツのAmazonから注文しなければならなく、そうなると送料がバカ高い、と言っていた。だが、実際にやってみたら、ドイツではなく、スペインのAmazonを使えば、35ユーロ以上は送料無料で、大抵のものは手に入る、が、輸入規制も一応はあるらしく、稀にポルトガルには送れまへん、という商品もある。でも、関税かけられたことも、日本から友人に荷物を送ってもらったときにしなければいけなかった郵便局・税関の手続きも全然ない(今の所)。さすがに、日本語の本は日本からくるので、割高で手が出ないが、英語の本は8割がた入手可能で、安心した。Amazon Primeのストリーミング・サーヴィスも使用可。
9. 野太い声の鳩は鳩じゃない
私のアパートに朝となく夜中となくやってきて、“ぼーぽーぼっぽ―”と鳴いていた鳩。まるで化膿した奥歯で間違って、物を噛んでしまって、痛くて痛くて、嚙み締めた歯の間から、“うーうーうっうー”と唸っている、土方のおっさんのような野太い声だった
。だが、これは濡れ衣だったと、数日前の散歩中に判明。頭上で、あの野太い声が聞こえる、と見上げたら、電信柱の上に、Partridgeが!Partridgeってグーグルで調べたら、ヤマウズラだ、そうだ。ごめん、鳩、濡れ衣着せて。
10. 狼王ロボは狼狼
先日、ネトフリで”Frankenstein”を、例によってポルトガル語字幕で見ていて、気が付いた。Wolf(狼)がLoboと訳されていたのである。…え?だって、シートン動物記の狼王ロボの原題は、ロボロボ
?調べたら、“狼王ロボ”の原題はただの“Lobo”。Loboは、スペイン語でも狼で、シートンは、主人公の狼の群れのリーダーをスペイン語で狼、と名付けただけのようだ。
11. 米は旨いが、炊飯器がだめ
ポルトガルでは米を比較的良く食べるし、タラと一緒に炊かれた飯は非常に美味である。が、炊飯器に関しては、タイガーや象印のような炊飯保温ジャーではなく、サザエさんに出てきそうな電気釜が主流だ。30ユーロもしないから、買ってみたけれど、一回で壊れて返却した
。相棒が納豆を作るにあたって、電気圧力鍋をAmazonで買って、それで炊飯してみたけれど、コシがなかった
。大学卒業後の殆どの年月を、仕事の関係でずっと海外で過ごしていた、日本人の友人が、“そんなものは、適当に水入れて、強めの中火にかけて30分もおいておくだけだよ。でも、安い鍋は使うなよ。カーン、じゃなくて、ボーンと音がするような厚手の鍋にしろよ”と言われて、なんちゃってル・クルーゼを買って、半信半疑でやってみたら、これが一番うまく行った。はじめちょろちょろなかぱっぱっぱって、一体なんのオマジナイだったんでしょうか
?









