母がグループホームに入所して
三カ月余り
寒かった冬が過ぎた![]()
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悲しくて
苦しくて
悔しくて
情けなくて
振るえるくらい
毎日
毎日
泣いていた日々が
一日おきになって
三日おきになって
一週間おきになって
ふと思い出す毎に
少しずつ
少しずつ
自分の中で
現実を受け入れられるように
なった
グループホームへ
母に
会いに行きたいけど![]()
先の見えない敵のせいで
施設の中に
入ることさえ
許されない
新型コロナウイルス![]()
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そう来たのか
今度の壁も
なかなか手強い
悲しい思いに
不安な思いに
フォーカスすると
マイナスなエネルギーに
引き寄せられる
何が大切なのか
何が必要なのか
今
何をすべきなのか
心の中の自分に聴く
今
私にできること
悲しんで
苦しんで
悔やんで
もがいて
泣くことじゃない
神様は
人に
太陽のように
生きなさい
と言った
だから
私は
太陽のように
明るく
温かく
笑顔で
みんなを照らせるような
人になろう
太陽の光を貰うのには
一銭も要らない
明るく
温かく
笑顔でいることも
同じ
神社を
訪れた私に
鳥たちが元気に
迎えてくれた![]()
終わりかけの山茶花が
二輪だけの花を
元気に咲かせ
見せてくれた
温かな光が
頭の上から
照らしはじめた
温かな風が
すべてを包み込んでくれた
大きな御神木を
上へ上へと
見上げていった
見えなければ
心の目で見ろと………
そうか…
春になったんだな
金柑は
一緒に採れなかったけど
酵素シロップ漬けにして
金柑チョコにしたよ
母が植えた金柑は
家族みんなを
笑顔に
変えてくれた
会えなくても
目の前に居なくても
心の目で
見ているよ
ふと見上げる
グループホームの屋上
たくさんの洗濯物が
温かな光に照らされ
温かな風に包まれ
気持ちよく
なびいていた
母の赤いセーターが
手を振っているかのようで
少し泣いてしまったけど
笑顔で
明るく
手を振った
また来るね![]()
元気でね
想いを乗せた
葉書
もう届いたかな…
感謝しているよ
中村裕子
いつもお読み頂き
ありがとうございます
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感謝致します
Yuko


