以下は、2015年8月16日にFacebookで書き込んだpostです。
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時々「スゴイね!娘ちゃん、すっかりバイリンガルだね!」と言われることがあるんですが。
もちろんお褒め頂けるのはとても有り難いです。そのポジティブなお心遣いを否定する気は毛頭ありません。
しかし。
まだ6歳の子供ですから、バイリンガルとは程遠いです。
娘のスクール卒業生ママパパを見ていると「バイリンガル」だと思います。一言語を話しているときは、モノリンガルにしか聞こえませんし、話の内容も知識も所作もモノリンガルとしか思えません。でも違う。完璧な二言語の使い手、これぞバイリンガルという方々。
彼等のスクール生時代の話を聞くと、二言語で学習することの厳しさをひしひしと感じます。
翻って、ウチの娘は6歳です。
まだまだPlayground Englishです。それで「バイリンガル」ならば、はっきり言って5分で「バイリンガル」に出来ます。
バイリンガルの定義はWikipediaでもあるように曖昧ではありますが、私の中では少なくともPlayground English ごときでバイリンガルとは恥ずかしくて言えません。
バイリンガルだと言われたい、言われたく無いではなく。
(そもそも自らバイリンガルを名乗る御仁はバイリンガルじゃない)
これから始まるGrader生活では、大変な事もたくさん出てくるでしょうが、Academic Englishと日本語を使って多方向から知識や経験を積むことをとことん楽しんで欲しい。
その結果、社会に出たときにバイリンガルであることを活かしてもらえたら嬉しい。
バイリンガルは、少なくとも社会に出るまでは成り得ないというのが、私の信念です。
それほどまでに、楽しくも長く険しい道のりだから。
バイリンガルだね、と評していただく度にこんなことを考えている母であります。