おはようございます


今日は朝から大雨

どの地域にも

台風の被害が出ませんようにと

願っています




先日
息子の学校の役員さんの関係で
学校に出向いた時

ちょうど校長先生にお会いして
先日の
宿泊学習のお礼を伝えさせていただきました


出発前
とても宿泊学習を不安に思っていた息子

特に『カヌー体験』がこわいと話していて
大丈夫だったのか
帰ってから聞くと
『校長先生が一緒に乗ってくれた』と
教えてくれました


また宿の方達にも
たくさんお世話になったようで 
先生方も優しい支援をしてくださり
『ほんとうにいい人に恵まれていると思った』と
帰ってきた日に
息子がそう話してくれて

家では体験できないことや
想いを味わってきたんだなぁと
うれしく感じていました


校長先生に直接
『カヌー体験』とその他の支援についても
お礼を伝えさせていただけて良かったと
思っていたら

校長先生が
宿泊学習中の
息子の様子を教えてくださってね


ハイキングで山に入山する時には
山にお辞儀して
鳥居をくぐるときも帽子をとってお辞儀して
帰ってきてからも山にお辞儀していたそうで

そのことについて
ほんとうに丁寧で感心しましたと
お話してくださいました


山を登っているときに
途中辛くなっていたのかな
ちょっとチックがたくさん出てきていたみたいで

気持ちが元気になるといいなぁって
『ほら!みてごらーん!』って
きれいな景色を見るように
声かけてくださったそうで
そのことにもありがたくて

そしてね

『きっとね辛かったと思うんですけど
 辛いとか嫌だとか
 (息子)さんは日頃から言わないですもんね

 よく頑張っていましたよ

 いつもね学校でも
 たくさん頑張っているのを見ているから
 (息子)さんが頑張っていることが 
 実るようにって
 応援していますよ』

とにこやかにお話してくださってね


『ほんとうにいい人に恵まれている』
息子が感じた想いに納得しました


息子って
支援が必要なことも多くあって
関わる方も
そして本人も
大変なことってたくさんあるんですよね
実際はね

それでも
『出来ないこと』ではなくて
『出来ること』に目を向けたとき
息子の持つ良いところが
ほんとうにたくさんあって

息子をね
ひとりの人として見たときに
わたしは息子のことを
尊敬していたりもします


誰かに教わった訳でもなく
山や鳥居をくぐる時にお辞儀をすること
周りの方に感謝の気持ちを持てること
すごいなって素直に感じます


不安をたくさん感じるからこそ
周りの人に優しい気持ちを持つことが
出来ていて

特性として
いろんなものを持っているけれど
“だからこそ”
息子らしいなって思う良さがたくさんあって
大切に本人に伝え続けていきたいことです


支援してくださる方たちもまた
良いところにも目を向けながら
見守り続けてくださることに
母として感謝でしかないなぁと思いました


我が家の場合
いつもこういう環境だったのではなくて
『出来ない』に目を向けて
これが出来ない
あれが出来ないと
息子の『出来ない』を
指摘されていたことがありました

それは
やっぱり‥‥‥とても苦しいことでした


息子も毎日のように叱られて
帰ってきた息子の
毎日がとても辛そうでした

ぜんぜん笑わない時期があったのです


その経験があっての今
わたしが学んだことは

子ども達への関わりに
大切なのは
『出来ることに目を向けること』を大切に
『出来ないことをどう支援していくか』

そこには
子ども達への
否定も批判もいらなくて
頑張っているありのままの子ども達の姿を認めて
見守っていくことを大切にしていこうと
いうことでした


今の環境が
当たり前ではないことを知っているからこそ
ますます
あたたかな支援や関わりをしてくださることに
感謝の気持ちが深まります


子ども達の支援の場が
子ども達が苦しくならない場であるように
家族が苦しくならない場であるようにと
こころから願っています