時々、「最近、瞼が下がって来て気になる」という方がいらっしゃいます。

 

 

このような症状にお心当たりがある方は、もしかすると、眼瞼下垂(がんけんかすい)かも知れません。

 

 

眼瞼下垂は、高齢者に多く、その殆どは、加齢による上眼瞼挙筋(じょうがんけんきょきん)という上瞼を持ち上げる筋の筋力低下が原因といわれています。

 

 

症状として

・目が疲れやすい

・目を長く開いていられない

・目が細くなった

・眠そうな目になった

・二重だったのが一重になった

 

などがあります。

 

 

中には、脳卒中が原因で片方の瞼が垂れてくる方もおられます。

 

 

こちらは、脳卒中(脳を養う血管が破れたり、詰まったり)になると、片側の手足が動かしずらくなる(運動麻痺という)のと同じように、顔面(表情をつかさどる筋)の片側の筋が麻痺して瞼を持ち上げることができにくくなるといったものです。

 

 

一般に、手足の麻痺と同じ側の瞼が下がることが殆どですが、稀に、手足の麻痺とは反対側の顔面に麻痺が生じる方もおられます。

 

 

通常、脳の損傷によって生じた手足の麻痺は回復するのに非常に困難を伴いますが、眼瞼下垂は、ご本人が「気にならない」程度に良くなったりします。

 

 

しかも、たった1回の治療で、、、。

 

 

治療法は、斜視の治療経験を綴った前々回のブログと同じ内容です。

 

 

最後に、実際の治療例についてご紹介して終わりにしたいと思います。

 

 

脳卒中(左の視床という部位の出血)を機に生じた左の眼瞼下垂例(60代、女性)

 

【Before】

 

 

【After】

 

 

 

原因不明で生じた眼瞼下垂例(90代、男性)

【Before】

 

【After】

 

 

治療を受けた患者さんは、

・視界が広がった

・瞼が軽くなった

・目の前がパッと明るくなった

・霞(かすみ)が消えたようにはっきり見えるようになった

・鼻の通りがよくなった

 

 

と感想を述べる方が多いです。

 

 

最後までご覧頂きありがとうございました。