プチネタバレあり。
短い。
それでよろしければご覧くださいませ。
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
敦賀さんがお花のリングをはめてくれ
た。
そしておっしゃったの。
「本物が欲しかったら今夜、俺のマン
ションに来て。」
「京子さん、京子さん。」
朝比奈に肘でつつかれてキョーコは
ハッとする。
「京子さん、あなたの役はそんなに
嬉しそうな顔をする役ではありません
が?」
呉前Pから手厳しい一言。
「すみません。」
キョーコはひたすら謝る。
「京子ちゃん、敦賀くんに食べられ
ちゃったの?」
古賀の冷やかしにキョーコは思わず
声をあげた。
「違います!!」
呉前が呆れてドアを指差した。
「外で頭を冷やしてきてください。」
「はい…」
キョーコはこっそり蓮がはめて
くれたタンポポリングをバッグから
取り出してまたはめてみた。
(…敦賀さん、無意識ですか?意味が
あったのですか?本物って縁日の指輪
かな。ピンキーリングということはな
い…ですよね。でも、タンポポリング
石膏で固めて一生の記念にしますね///
//)
End
加筆修正2018.11.20