‐‐‐‐‐‐‐ライブ選曲‐‐‐‐‐‐‐

「そういえば、選抜ライブの曲、結局マキシマムザホルモンにしちゃったけど、いいのか」

「いいよ、あのままで。ヒデとハマーのリズム隊がめっちゃハマってるし」

二人でライブに行ってから、もう他に選択肢ないぐらいに推してきたっけ。

「そっか。女子ウケ悪そうだけどな(笑)」

「女子ウケは椎名たちのバンドに任そう。俺たちそんな柄じゃない」

「ショーなら歌えんのに。もっとアコースティックなやつ」

「カッキーがやりたい曲あったら教えて。俺、弾くよ。ピアノでも、ギターでも」

「マジで?じゃあ、次回。パンクもいいけど、バラードっぽいのもやってみたくなった。ショーのピアノで」

嬉しそうに笑ってくれた師匠。

「カッキーには世話になったから」

「デート?今度、どうだったか聞かしてよ」

「ん、リズム隊いないときに」

昼休み、短か!
グータッチして、別れた。



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