3月9日に新宿ロフトでの笹口さんの集大成というか、「これまでの精算、まとめ」のイベント、に行ってきました。

この日、というか前日あたりから私は、季節の変わり目のせいか、花粉のせいか、体調がすこぶる悪く、早朝の高速バスに乗りそびれ、同じ日に行こうと思っていた「青の体温」という展覧会にも行けず、結局、新幹線で向かい、夜になりつつある新宿の街で若干迷子になりながら、ようやく会場に着いたのでした…。

そんなかんじで、会場に着いたときにはもう開演時間を過ぎていたのですが、入り口に行列ができててちょっとびっくりしました。

受付で、「誰をみに来ましたか?」という質問がありました。目当てのアーティストを言うやつ。でも、私、笹口さん全部みにきたので迷ってたら、「全部ですね」とお兄さんは悟ってくれました。ありがとう。

ちなみに、私が笹口さん初めて聞いたのは、多分、2013年のりんご音楽祭で。暗がりの中で光るステージでお客さんに皮肉を言って笑わせながら、メッセージ性のある歌を歌ってるのを見てから、去年のりんご音楽祭での目当ては笹口さんだったし、前に東京では1回笹口騒音ハーモニカのライブがあるときに見に行ったり。というかんじ。

今回のライブに行こうと思ったのは、やっぱり、一度で色んな編成が見れるから!!!
笹口騒音ハーモニカ、笹口さわね、笹口騒音&ニューオリンピックス、うみのて、笹口騒音オーケストラ、それに太平洋不知火楽団は解散しちゃうって言うから、その前に一度見てみたかったから本当に、要チェックなイベントだった。去年からずっと作っていた、映画もみれるし。花火で言うとスターマインみたいなかんじ。

一番最初は笹口騒音ハーモニカで、私が遅刻して入っていったときにはもう、BARステージには人がぎゅうぎゅうで、私は入り口付近でどうにか聞けました。

それまで、風邪のだるさと夜の新宿で迷子というダメージを受けてしぼんでいた私は、久々に聞く笹口さんのエッジのきいたギターの音と、強くて、きっとどの歌手よりも沢山の時間、お客さんの目の前で歌ってきた声を聞いて、たちまちそれまで閉じてた目が開いたような気がしました。

うるう年に生まれて〉、この歌をこの日に聴けてよかったし、もっともっといろいろな所で聞きたい。

そして、次はステージを移動して、ニューオリンピックスという新しい編成のバンドでした。この時のSEっていうのかな?オープニング音楽はテイラー・スウィフトでした。はい。
それはともかく、このバンドは、何と言ったらいいのかな。私は初めて聞く感じの音楽で、淡々と力強いドラムと、鋭利だけど平たく地を這うベースと、その上を飛んでいくギターの音が、真正面から吹き付けてくる風みたいな感じでした。ドライなかっこよさ。言葉にするの難しいデスネ。

そいでもって、次はまたBARステージで、笹口さわねちゃん。。。いろいろと現代社会の闇をとても高度な表現でかわいく歌ってくれます。。。
私は少し苦手意識がありましたが、この日のさわねちゃんは、お化粧してたし、しゃべり方も毒っぽくてなんかかわいいと思ってしまった。。。でも、この日でさわねちゃんは普通の笹口さんに戻るそうです。なんかちょっとさみしいと思ってしまった、私は何なのでしょうか。でも、やっぱり普通のがいいです 笑

そして、次が、うみのて。ずっと生でみたかったうみのて!!わーい!かっこよかったー!笹口さんもだけど、バンドのメンバーもかっこいいー。高野さんのぽよぽよつけてあらぶるギター弾くとことか、カービィがマイクについてるのとか、円庭鈴子さんがにやって笑いながらグロッケンたたくのとか、キクイマホさんのドラムたたくときの表情(かっこいい)とキクイさんをいじる笹口さん(ちょっとうざい笑)とか、それぞれ粗ぶっている中、早瀬さんが落ち着いてるようなかんじとか!!!
なんかとてもミーハーでごめんなさい。ゆるしてください。

そいで、また、BARに移動。次は笹口騒音オーケストラ。このとき私は疲れてきて、ステージは見えないけど音が聞こえる椅子に座って最初聞いていたのですが、うしろから管楽器隊がパレードしながら入ってきて、どんどん華やかになってく音につられて、いつの間にかステージが見える所に移動して楽しんでいました。
そのころには、お客さんもお酒が回ってきたのか陽気になってて、開場全体がなんともいえないお祭り祝杯ムードで、あの感じを作ってくれるギタリスト、ボーカリストはなかなか居ないと思います。バンドマンな同級生が管楽器がきらいというのを聞いてから、バンド音楽に管楽器は受け付けられないのかなさみしいなと思ったことがあったのですが、そんなことは音楽を作る人次第なんだって分かって、その分もうれしかったな。

で、演奏の最後は太平洋不知火楽団。本当に三人だけで演奏してるの?って思うくらいの充実感。なんだか、うおおおおってなるあの感じが、笹口さんのいってたハードコアってやつなのか。後ろの一段高い所で聞いていたけど、最後の方(アンコールだったかな)はお客さんのほうも盛り上がってて、ダイブ状態で、ハードコアァァ(前の方に居たら風邪ひきの私ははじき出されていたかも…)と思ったのでした。でも演奏の方はしっかり全身で音浴びれました。三人の息のあわせ方がとってもかっこいい。終わっちゃうなんて、初めて聞いたのに残念だな、と思ってしまった。

笹祭


こうして、全部の演奏に全部笹口さんでてたけど、少しもへばってなくて、さすがだなと思った。年中本当にたくさんの小さなライブから、フェスまで出ていて、音楽や音や歌を商売にしてるんだなって、仕事にしているんだなって、思う。全部は見に行けてないけど、ライブ予定とかを見るとすごいよ~。こういう笹口さんのやり方がすきだって思うんだなぁきっと。

あと、太平洋不知火楽団を撮影してるちんぐさんも目撃しちゃったけど、かっこよかった。なにか、自分の仕事をしてる人はかっこいい。私は?と思ってちょっとモラトリアム。

で、一番最後に映画『三億年生きた笹口』の上映もしっかりと見てきました。バラバラなようでつながってて、笑えるけど核心にせまってて、チープさをちゃんとコントロールしてる、見ていて楽しい映画でした。出演してる人たちが、すごく愛しいと思える。きっとみんな笹口さんと関わった人で、どっかの売り物じゃないからなのかも。

映画作ってるって知った時は、正直、なんだか道を踏違えてしまうのかな!?とか変な心配を少しだけしたけど、どんどん前に進んでたんだなって思うとほんとにすごいな。

んー、なんか、やっぱり、エネルギーのある人は見ていて元気になれる。
行ってよかった。

物販で、7インチのレコード付きのCD、レコードを聞く機械ないくせに買っちゃった。でもレコードってなんか、手元にあるだけですごい充実感ある、これはなに?!
1500円で買えて、もっとレコードって高いのかと思ってた。おばあちゃんちに聞く機械あるか聞いてみよう。いい音らしいよ。

ぐるぐるまわる


あとねー、去年のりんご音楽祭の時CD買って、おつりの500円玉無くて、サッカー記念コインをもらってしまったのが、なんか申し訳なくて、ぜったいまた手元に戻るようにしようって思ってて、この日返せたのがすーごいうれしかったな。すーごいはずかしかったけど。

思ったこと全部書こうとすると、終わらないので、レポート終わり。

では、また、聞きに行きますねっ。



笹口騒音
うみのて