今回久々のブログになるので、ガンガン文字を打ち込ませて頂きたいと思います(o^^o)
さて、以前からカウンセラー・セラピストとしても色々な悩みを受け持たせて頂いていますが、今回は本人からの了承のもと皆さんにも開示させて頂くことになりました。
この方は夫婦仲が悪く、どうしても他所の男性へと目を向けてしまう典型的な性愛中毒者の方でした。
初めて私の所にやってきた時も、実はたらしこむ目的でやって来たとその時に告白してくれました。
しかし、何度か私と真正面から話を進めるうちに一つの答えが出ました。
旦那に不満があるのは、自分の時間に合わない生活があるからであって、旦那自体を嫌いなわけではない。
そうです。
仕事をしているから、夫婦の時間が少なくなってしまうのは当たり前なんですが、コレは結婚前から同じなんです。
結婚したからといって常に一緒に居られるわけではないのです。
この方はココを深層心理でバグを起こしてしまっていたんですね。
結婚は2人の絆を確かなものにするためのものであって、縛り付けるものではないんです。
「相手の時間全てを手に入れたいのであれば、自分がお互いの生活の全てに責任を持って稼ぐことが出来なければ無理だし、相手にだって今の仕事での立場があるんだから急に辞めることなんて出来ないことを理解してあげられないなら、それは相手のことを愛してあげられていないよ。
嫌いじゃないことに気付けたなら、今度は愛を探してみよう。
身体を求めることが愛なわけじゃなく、お互いでお互いを求めることを感じてみよう。」
この方はこのカウンセリングの後、旦那さんを連れて私のもとにやって来て、今まで全ての告白をしました。
旦那さんはとても戸惑っていましたが、私からは一言だけ「ちゃんと奥さんを受け止めてあげられないですか?」
とだけ伺いました。
旦那さんは暫く考えて「これは夫婦の問題ですよね?」と聞くので
「夫婦で話せる状態であれば奥さんはココで告白はしなかったと思います。
奥さんには離婚の意思がなく、でも自分の罪を認めていて、それを貴方に許して欲しいから第三者の私のところに来ているんだと思います。」
と答えました。
事実、このような案件は多いです。
離婚したくないが罪の告白をしたい。
でも、夫婦で話し合えば壊れてしまうのが分かっているから心の代弁をして欲しいと言うことです。
そして毎回他の旦那さんにも聞かれることをこの旦那さんも聞いて来ました。
「先生は妻と関係を持っていないのですか?」
もちろん持っていませんし、その一線を越えることがあったら私自身が壊れるのが分かっているので、どうなってしまうのかを旦那さんと握手をすることで目の前で見せます。
私は女性に対してだけでなく、自分自身が認めた人間以外に触れたりすると何かしらの症状が出てしまいます。
今回は嘔吐でした。
カウンセリングに来る方のオーラは基本的に負の要素が強く、それに当てられてしまうんですね。
今回、この夫婦は離婚にもならず暫く私の元に2人で通うことを口実にデートを繰り返したことで元サヤに戻ることが出来ました。
しかし、こんな案件は本当にたくさんありますし、下手をすると逆上した旦那さんに殴りかかられることもあります。
落ち着いて頂き、話をして今後を決めていくのですが、最終的には皆さん上手く戻れます。
ちょっとしたボタンの掛け違いから起きてしまう夫婦の問題ですが、私のようなカウンセラーが、話を聞くことだけで纏まるのだから実は大した問題ではないんですね。
夫婦で話し合うことでは纏まりません。
相手が逆上して破局を迎えます。
第三者を入れることで、お互い落ち着いた話し合いができるんです。
私はこのカウンセリングが好きです。
文字書きも好きですが、人間同士の繋がりの大切さを感じさせられるこのカウンセリングと言う仕事が、世の中を変えていけると感じています。
と言うただの感想文的に終わってしまいますが、直接面談がないメールだけでのカウンセリングであれば報酬は頂いておりませんので、話したい・愚痴りたい・懺悔したい方がいればいつでもどうぞ(o^^o)