ふと、思ったの。
天国のテーブルにも、地獄のテーブルにも、イスに座った人達が(そして多分、三次元に固定されている状態で )長い箸だかスプーンを手に持っているの。
地獄の人達は、その箸で美味しそうな食事を掴めるのだけど、食べることができなくて、それでも、美味しそうな料理に、他の人が箸をつけようとすると、怒って、長い箸を武器にして、相手を叩くの。相手も怒って、たたき返して、争いが絶えないの。
天国のテーブルのひとたちは、長い箸で掴んだ料理を、箸の届く人達の口に運んで、にこにこ笑いながら食事を楽しんでいるの。
でもね。じつは天国のテーブルにも、問題があったのよ。
長い箸で、相手がほしいというお皿から料理を掴むのだけど、うまく掴めない料理もあって、相手の望む料理を食べさせられないこともあるの。
そして中にはね、相手がほしくない料理を、「たべなさい。あなたのためよ」とムリに食べさせようとする人もいたの。「絶対体に良いから。あなたのためよ」と。
あるとき、どうしても欲しくないと思った天国のひとが、相手の箸を自分のではたいて、料理をテーブルに落としてしまったのね。
食べ物を粗末にしてはいけません。出された物はちゃんといただきましょう。育ちの良い人達は、そうしているのだけど、それができない人が、たまに、天国のテーブルにもいるの。
たいていは、近くの人が、その料理を箸で取って、「これがほしかったのね」と食べさせてくれるのだけど、だれにも掴めない料理もあって、その料理がほしい人は、お腹はいっぱいなのに、なぜか、満たされていないの。
………そういう人は、地獄のテーブルに席替えするのかな???
このテーブルでは、うれしいことに、少し離れた席の人がそれを見ていて、自分はその料理を取れるから、と、手の届く人のお皿に載せてあげたの。そして、またひとり、それを掴める人が、そのお皿から掴んで、なんどかそれを繰り返して、「ほしい」と言っていた人に食べさせることができたの。
ラッキーだったわ。天国、と一言で言っても、いろんな段階があって、目の前の料理を全て掴めるわけではないんだなぁ、って、そう思ったの。
その人は、そんなにも、その料理がほしかったのね。
へたすると、テーブルの秩序を乱して地獄の席に移動していたかも知れないけれど、そして、そういう場面も、じつは多々あったのだけれど、今回は、ラッキーだったわ。一段上の天国から来た人が、そのテーブルに着いていたのね。
そう。時には、それがもとで、テーブル中が裁きの場に変わって、テーブルごと地獄に移動してしまうことだって、あったのよ。
いま、心配しているのは、世界が、裁きの波動に満ちて、なにか、テーブル全体に、よくない空気が流れ出していることなの。
智慧のあるひとが、行動すべきときなの。