わたしの見る世界が

闇の中に沈んでしまったら

わたしは息が出来なくなるだろう


今まで見えていた物が

闇と同じになる

手探りして

目を見開いても

見えない事実は


わたしを漆黒の闇の底に

突き落とすだろう


自分の手も足も

ましてや顔も見えない


そして愛する者の姿も、、、


足音や

声、

匂い、気配を感じて

体の線を手でなぞって

小さな愛する者の姿を

見るのだろう


記憶を辿りながら


成長を目にすることはできない

声が低くなって、

成長を知るのか、、、


今は

闇のあいだにいる


愛する者の姿を見届けたい


どうか

光を奪わないでください













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