こんにちは、のんのんです。
翻訳家の成瀬まゆみさんと
岩手医科大学教授 駒野宏人教授の
コラボセミナーに参加し、
駒野先生の著書
「「生きるスキル」に役立つ
脳科学」
についてお話を伺いました。
成瀬まゆみさんは
ポジティブ心理学に関する本
「ハーバードの人生を変える授業」を
翻訳された方です。
セミナーの要点を2つにまとめます。
要点1
最近、生きる意味を探す人が増えた理由
人間には3つの
生き残りモジュール(戦略)があります。
狩猟時代を想像してみてください。
人間は生き残るために必死でした。
①危機回避
危ないから逃げる
ノルアドレナリン(やる気・意欲)
↓
安心な場所へいく
セロトニン(心身の安定・安心)
②獲物に接近する
ドキドキ・わくわく
ドーパーミン(やる気・モチベーションUP)
③群れで生活(一人では生きられない)
絆が生まれる
オキシトシン(絆や信頼関係を強める)
平和で安全な世の中になり、
セロトニンなどの脳内ホルモンが出にくくなりました。
遺伝子には、
生きるためにこれらの脳内ホルモンを
分泌するようにプログラムされているのです。
そのために
脳内ホルモンをどうやって出さそうかと
人は生きる意味を考え、
・ドキドキすることがない
・わくわくすることって何?
・つながりたい
と考えてしまうのです。
な~るほど
確かに、戦争や貧困が問題の国では
生存すること自体が大切で
生きる意味など考える暇はないですよね。
「アフリカの子どもの目がキレイなのは
生存に集注し、
沢山の脳内ホルモンが
分泌されているからだ」
と駒野先生はおっしゃっていました。
そうーだなー、
あの済んだ眼は
困難な中でも
多くの幸せ(安心・わくわく・つながり)
を感じているからなんですねー
じゃー、もんもんと生きる意味を
考えている私たちはどうしたらいいの?
その答えである要点2は、
次に書きますね