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軌跡

いよいよアルバム発売が目前に迫ってきました。

Ryoにとってだけでなく、このアルバムは私にとっても生涯忘れることのできない一枚になるでしょう。


思い起こせば一昨年の9月に音楽甲子園事務局のN氏から電話があり相談したいことがあるので会うことに。
内容は、音楽甲子園のスポンサー向け対策として過去の優勝者から1人デビューさせたい。ついては別法人を設立して所属歌手としたいが、法人設立が遅れている。ただ、本人の拘束期間もあり、とりあえずデビューシングルのみ版権を全て渡すので資金提供して欲しいと。

私は即答で断りました。

確かにベンチャーキャピタルを手懸けてはいるが、歌手となると事業会社ではないので対象外である。

それでもN氏は食い下がり、結局資金は拠出するが、リクープ(資金回収)は事務局が保障する。また、実質マネジメントも事務局が行う。

という条件で話はまとまりましたが、最大のスポンサーのコカ・コーラが撤退すると事務局は約束を守らず(法人を設立中止、リクープも反古)N氏は様々なメジャーレーベルにRyoを売り込みに行きましたが、当時のRyoに興味を示すメジャーは皆無でした。


こうしてRyoはデビュー直前に宙ぶらりんの身となりました。


ちょうど去年の今頃です。

私は正直悩みました。

昨年春は私のファンドも大きな損失をだし、資金繰りは楽ではなかったので、早急に成績の良い事業に資金移動しなければならない時期であり、新規事業に新たに資金を捻出する余裕はありませんでした。

しかし、私は事務局の都合で放り出された青年をそのまま見捨てることがどうしてもできなかった。

大人は皆、自分の経済的利益だけを優先して、人間としての約束を無視する存在なのだと思ってほしくなかった。

そして私は私個人の毎月の収入からRyoのプロモーション費用を捻出することにしました。

やるからには何等かの差別化をしなければならない。
ただし、効率的に最大限の効果を長くあげるために。
そこで考えたのがPVのラインナップを揃えることです。
音源だけでは目にとまりにくくても、映像とMIXすれば認知度は上がる。しかもずっと残るものなので数年以上にわたりプロモーションに使える。

初期投資としては決して安いものではありませんが、将来を見据えての先行投資です。

事務局発行の冊子にもデビューに関する記事を載せさせ、最低限の協力をさせました。

しかし、事務局はその後も約束を次々と破りました。そして昨年後半に完全に事務局とは縁切りしました。

当初使用していたレッサーパンダのマークが消えたのはそのせいです。


昨年末のブログ記事
「魑魅魍魎を蹴散らして」はこの比喩です。


ライブは残念ながら持ち出しが続いていますが、最近漸くトントンになってきました。



ここで、誤解のないように言っておきますが、私は単純に人助けをしたのではありません。


新たな事業にチャレンジしたのです。


Ryoの才能を買っているからこその先行投資です。



あの時、私が決断していなければ「桜」以降のRyoはいません。


このブログを始めることもなかったでしょう。


幸いなことに私の周りの多くの人が力を貸してくれています。


その人たちの期待に応えるためにも後戻りはできません。



今回のアルバム販売の結果は重要です。


是非、沢山の方に聴いて欲しいと思います。


私の判断と、事務局やメジャーの判断のどちらが正しいのか…。


いよいよ勝負開始です!


長文失礼いたしました。

m(__)m