☆引当金について☆
引当金とは、現在(当期)では、確定していなくても、将来、発生する可能性が高い場合に、あらかじめ、
当期の費用として見越し計上したときの貸方科目をいう。
会計独特な考え方をするので、非常に解りにくいですが、引当金とは、将来、支出があって、
その準備だと思うと仕訳しやすい。
引当金には、いくつかあり、例えば、貸倒引当金、修繕引当金、賞与引当金、退職給付引当金等がある。
修繕引当金が、わかりやすいと思う。
当社では、機械を日々、使用している。 次期(来年)において、この機械を修理するつもりです。
<引当金を設定しない場合>
第2期において、機械の修繕<修理>を行い、修繕費100円を支払った。
<借>修繕費 100 <貸>現金 100
でも、ちょっと、考えて欲しいのですが、この修繕費 100円って、全額が第二期だけの費用でしょうか?
第1期においても、機械は使用しているのに、その修理費を第二期だけに全額計上するって、
ちょっとおかしいですね。そこで、会計では、第1期でも機械を使用しており、将来の修理<支出>の原因が
あるので、第1期には、まだ現金支出はないが、費用として計上するという考えをする。
<引当金を設定した場合>
① 第1期末において、修繕引当金を50円計上した。
<借>修繕引当金繰り入れ 50 <貸>修繕引当金 50
費用+ 修理に備えての準備額
→この仕訳を完全に理解するのは、ちょっと難しいので、
将来の支出<修理を行う>に備えて、準備をする、その為の仕訳と思っていただくといいです。
②第2期において、機械の修繕をおこない、修理費100円を払った。
<借>修繕引当金 50 <貸>現金 100
修繕費 50
費用+
→まずは、修繕引当金という修理に備えての準備額があるので、優先的に取り崩し、
残りの50円は、修繕費という費用で仕訳。