イル・ウィンド(ミルト・ジャクソン) | 今日の一曲

今日の一曲

これまでに出会った心に残る曲を一日一曲選びます。貴方の思い出などありましたら教えてください。

Ill Wind · Milt Jackson

Vibraphone – Milt Jackson
Piano – Tommy Flanagan
Bass – Paul Chambers 
Drums – Connie Kay

Recorded : Nola's Penthouse Sound Studios, New York City, December 28 & 29, 1958
Album : Bags' Opus

’50年代から’60年代にかけてヴァイブと言えばこの人の独壇場でした。アップ・テンポでもスロー・バラードでもなんでもござれの活躍でした。
この曲は周囲の陰口や非難を病んだ風に例えた歌詞が付いていますが、淡々とした語り口で愁いを含んだ旋律をマレットにのせて運んでくれます。

俄かに第7波に入って爆発的に感染者が拡大しているオミクロンBa-5株、嫌な風が吹き始めていますが、マスコミや専門家会議、自治体の長、政府、何処も具体的な方針を出しません。
このまま感染者数ばかり流していると、国民の不安が高まり、そんな世論につられてまたなし崩しにまん延防止とか、飲食、旅行の自粛を言い出すのではと、心配になります。
始めの感染拡大から既に3年も経っているのです。日本は勿論、世界でのデータも揃っている筈です。

曖昧な自粛要請ではなく、現時点までのデータを基礎に統計学に基づいた論理的で明確な方針を示して欲しいです。

 

 

以前書いたこの曲の記事はこちらです。