昼時に実家の父から電話があった。
すぐ出られなかったので、折り返したら

母さんが心配してる。
ちょっと代わるから。

音沙汰ないから、こんつめてないか
心配してる。大丈夫か?

ありがとう。そっちこそ。
雨、気をつけてね。

はいはい。またね。バイバイ。



大丈夫ではないよ。

ごめんなさい。

ただひとりの孫娘を、逝かせてしまった。
実家も、もうだれも継がない。
そして、

じーちゃん!
ばあちゃん!

呼ぶ姿はどこにもいない。

つらいのは

じーちゃんもばあちゃんも。

そして、こんな想いを再びさせないために
彼らの娘としていきぬくことも。