だいぶ傷の痛みや右胸がない喪失感もないとは言いきれないですが少しずつ癒えてきたので、時間を遡って綴っていきます。

9月28日朝9時、手術室まで母親と行き、母とお別れをした所まではまだ大丈夫でしたが、最後の看護師さんの説明の時に
もういよいよなんだと、あんなに前日右胸とバイバイしたのにたくさん動画にもとり覚悟を決めていたのに
ここにきて最大級に嫌になってしまい、年甲斐もなく看護師さんや手術室で大泣きをしてしまいました。。


全てが初めての中淡々と始まろうとするこの空間が怖かった。。



その後は横になり麻酔の先生が私を宥めてくださってお話をしていた辺りで記憶はなくなりました。



先生に起こされた時は病室で母親が心配そうに私を見つめていました。
まだ意識が朦朧する中、自分の身体の周りを見ると色々な機械が私を囲っていました。
心電図、点滴、血栓予防の足を圧迫するもの、胸にある不純物を流すドレーン、そして1番びっくりしたのが
尿道チューブ。。。

これから絶対安静で寝たきりになるためトイレに行けないのでチューブがついているんですが、それをつけたのが麻酔が効いている時無意識につけてあると思うと恥ずかしくて仕方なかったです(>_<)(>_<)

母親に色々話したいことたくさんあったのですが、
まだ麻酔が効いていて目を閉じたくて閉じたくて仕方ない状態だったため、せっかく来てくれたのにほとんど話できずに母は帰りました。


そこからは晩御飯の時間までずっと寝ていました。
痛みはご飯ですよの声で起きたあとからずっとしていました。

ただ、起き上がっても全く食欲がなく
眠気もあるため、美味しそうな胡麻豆腐をちょんちょんつつきながら、食事を下げて貰いました。
今なら食べたかった!
唯一食事の写真を取れなかったのがこの日でした。

それくらい、初めての手術は私にとって体力のいる時間でした。
普段あんなに運動してるのに、、すごく無力で虚しかったことを覚えています。。。
そんな手術日当日でした。