たつのみや〜♪が頭から離れません。
タカラヅカニュースで夜叉ヶ池が出てくると聞いた時に、何っ!!となりました。チケット取りに積極的に参加してなくて後悔しましたが、何とかいろんな方に声をかけて、チケット譲っていただき、見ることができました。ありがとうございましたー。
数年前に行った夜叉ヶ池は、本当に神秘的な池で、そこまでの道中も滝や花が沢山あって、とっても楽しい登山道です。すごいおすすめなのでこの機会に行ってみてほしいなぁと思いました。
ただ、素人なら夜叉ヶ池まで3時間はかかるのでそれなりに気合は入れていってほしいです。
地元の夜叉ヶ池が出るなら見たいという思いのみで見たので、かなりの傑作で、正直ビビりました。
主役の清彦が、瀬央さんにこれ以上ないというほどぴったりでなんてハマり役!と素敵すぎましたし、玉姫のくらっちが美しすぎて、有沙瞳の真骨頂を見せつけられました。
とにかく、指田先生の脚本が素晴らしいです。貼った伏線は全て回収し、最初から1人、不思議な山彦という存在がそういうことか!となるし、何より夜叉ヶ池伝説と浦島太郎を足して二で割って、ここまで素敵なお話に仕上げる力量に、ただただ感服です。お芝居のラスト辺りからの主役2人の迫力と緊迫感に、素晴らしい脚本はもともと力はある2人だけど、さらに素晴らしい演者に仕上げるんだなと思いました。
瀬央さんは、自分の事よりは人のことが大事な優しい書生の青年を、爽やかに演じていました。一見イケメンなんだけど、なんか優しすぎて、貧乏くじ引く感じでしょうか。龍宮城で玉姫にコインゲームでもてあそばれているところなどはそう感じました。そんな青年が、玉姫を忘れられずに向かうラストからは強さや、やや狂ったような部分も見られて本当に引き込まれました。ラストの玉手箱のくだりの表情もたまりませんでした。
この手の役がピタっとはまるのが凄いし、指田先生の当て書き力も半端ないです。この切ない世界観は瀬央さんなしには作れません!ほんとに素晴らしかったです。
くらっちは、出てきた時から美しい。顔ももちろん綺麗だけど、何より所作が美しい。人外らしい謎の雰囲気や妖艶さ、正体をバラすため後ろ向きで着物を脱ぐ場面では、あまりの美しさに参りました。そりゃ清彦も抱きつくよね。1人で夜の難波歩いてた時、酔っ払いとかいて怖かったけど、くらっちの美しすぎる泉州銀行のポスターが見えた時、謎の安心感を覚えたことを今、思い出しました。
表情と声色。基本は冷たいけど、時々見られる優しい表情と声色がたまらなく素敵でした。あとは、ラストの場面。凄いねの一言です。この役も当て書きがすごすぎるし、くらっちにしかこんな魅力的にはできなかったと思います。こんな凄い役やってしまって、辞めないか心配。くらっち何とかトップなれないのかなぁ。れいこちゃんとかどうかなぁ。ダメかなぁ。
他の方々も素晴らしかったです!あんまりにも素晴らしかったので再演になりますように!!もっとたくさんの人に見てほしいです。そして、よかったら夜叉ヶ池に行ってみてください



