私自身の自己肯定感が低いので、娘には自己肯定感を高く持って欲しいと願って来ました。
私自身は勉強でわからないことがあれば、「なんでこんな簡単な問題がわからないんだ」と教えるわけでもなくただなじられ…父も母も勤勉で成果を残していた人間なので、「こんなの私たちの子どもじゃない」と言われ育ちました。
そんなんで自己肯定感が高くなるわけもなく…
なので、「親と同じような子育てだけはしないようにしよう…!」と強く思っていました。
それなのに…つい厳しい口調で娘のことを責めてしまったり、否定的な物言いをしてしまったりすることが多く…
ふと気が付いた頃には、娘は自己肯定感が低く育っていました。
(妙に楽天的な部分はあるけれど、自信を持って物事に取り組むことはなかなか出来ない…)
これはまずい…
それに気が付いたのが年中・年長の頃。それからは、「今からでもなんとか取り戻したい!」の一心で関わり方を変えるように
小学校に入学してからは、娘と2人きりの時間が増え、随分娘との関係は良くなって来たと思っていました。が、受験をすると決まってからは、また少しずつ娘に対して強い、攻撃的な言葉が出やすくなって来てしまっている気がします…
小学5年生でこれ…6年生、そして受験間近になってしまったら…と思うと怖い…
娘は反抗期にも片足を突っ込み始め、尚更コミュニケーションが難しくなって来ました…
娘には自分に自信を持って受験に向かって欲しいし、私もしっかり気持ちの面でもサポートしたいのに…
そう考えていた時に、ふと手に取った本
【女の子の「自己肯定感」を高める育て方】
鷗友学園女子中学高等学校の名誉校長の著作です。
●「ちゃんと◯◯しなきゃだめ」と言ってはいけない
言っちゃってます…こうやって追いつめてることが多いのかも…
私は言葉と空気で追いつめるタイプ…感情垂れ流し系です…
●完璧主義の子は他人に対しても厳しくなる
→うちの子のことです…
実際、私自身がそういうところがある。だから娘にも厳しくなる…
そして自分自身で課した完璧主義に押しつぶされる事も多々…
●失敗することを必要以上に怖がる
→これも娘のこと…前よりずっと良くなって来ているけれど
「失敗してもいいんだよ」と伝えよう
→伝えるようにしているけれど、もっと伝えて行こう…
●まず子どもの気持ちに共感する
→これがまず出来ていないのが一番の問題なのだと思う。
自分の主張を娘に押し付けがち…受け止める方が先なのに
●あなたが居てくれて幸せ、と伝える
→伝えているつもりだけど、もっともっと!伝えよう。伝えすぎて損は無い気がする!
どれも既に知っていた事柄ではあるものの、悩んでいる今現在改めて読むと身につまされる…
私は忙しかったり疲れていると、娘へも優しくなれないことが多いので、改めて気を付けていきたいです…
この本は鷗友学園を志望している人にオススメです
学校の様子がとてもよくうかがえます。女子校の先生方が女子生徒を育てる際にどんなことを考え大切にされているかがよくわかります。
娘も私も心穏やかでいられる様に、なんとか早めに方向転換していきたいです。