だんだん「受験関係なくやっていたこと」シリーズになって来ていますが…
最近、娘が地理に興味を持っていてくれて良かったなぁ~と思うことがありました。
私は歴史や日本文化が好きで、家でテレビを見るとしたらそのほとんどが歴史ものです。NHKBSの「英雄たちの選択」が特に好き。NHKの歴史もののドラマも基本的にはチェックしています(こう書くと若干気持ち悪い)
なので家には歴史や日本文化に関係する書籍がたくさんあります。そしてTV録画も良く見ていますが特にそういう番組の録画は娘がいる時に見るようにしています。
実は我が家は基本的に子どもたちにテレビを見せていません。まずは他の楽しみを知って欲しいので、幼児期は完全NGにしています。保育園から帰宅するのが5時過ぎで、寝る時間が8時と早いので、単純に見る時間がない…というのもありますが…
娘は小学校入学以降、下の子が帰宅するまでの1時間半程度の間は見るのをOKにしました。
最初娘はNHKの幼児番組を見たりしていましたが、他にアニマルプラネットだったり、ダーウィンが来ただったり、カマキリ先生だったり、娘の好きそうな番組を録画しておいてその中から好きに選んでみていました。
その中で一番気に入ったのは「デンジロウ先生」の実験番組。終わっちゃったけれど…
そういうのを見る以外は、私が見ている番組を一緒に見たり。なので意識的に、娘が興味持ったらいいな~という番組、サイエンスゼロや歴史系、戦争にかんするもの、人権問題のドキュメンタリーを一緒に見るように。
その甲斐あってか、娘は歴史の知識の素地が出来ている気がします。
古代エジプトに関する番組を見ている時は
日本の縄文時代の頃に、エジプトではツタンカーメンが王だったんだよ
ピラミッドを作っていたんだよ
「始皇帝の母 香蘭伝」を見ている時は
日本の弥生時代の頃、秦の始皇帝が活躍していたんだよ
こんな見事な建物に暮らしていたんだよ
そんな話をしながら見ています。
その文化の発展の違いにビックリする様です。
こういう話を日常的にしているので、娘の頭の中に簡単な年表の様なものが出来ているのを感じます。
先日娘から「なんで標準語があるの?」という質問が出た時、「江戸が出来たばかりの頃はきっと言葉は混ぜこぜだったよね!」2人で話す内に話がどんどん膨らんで「天皇は標準語なのかな?」という話になりました。
「天皇家は京都が源流だから、実は京都弁でもおかしくないかもね?」
「でもその前の飛鳥時代は奈良だから、私たちが知らないだけで天皇家は奈良弁だったり奈良の文化を継承しているかもよ」などと冗談で話していたら、娘が
「そうか!法隆寺は奈良だもんね。飛鳥時代は奈良が中心だったんだね!」
と言ったのでとても驚きました。
ちゃんと 「飛鳥時代」「法隆寺」「奈良」これらが繋がっているんだということに。
私自身は学生時代の地理や歴史の成績は全くダメでした。。地名が出て来ても全く覚えられず…人物名も似通ったものが多く、とにかく覚えられなかったのです…(今もそれは変わらないですが…)
けれども娘の頭の中の地図と年表がしっかり結びついていて嬉しかったです。
この頭の中の地図と年表があれば、これからややこしい歴史を勉強しても頭に入って来やすいんじゃないかな?と期待しています♪
さて、好きなくせになかなか覚えられない私…娘に知識を抜かされるのも時間の問題になって来そうなので、一生懸命勉強したいと思います…!
私の教科書
やはり歴史は、日本史と世界史を並行して見るのが一番わかりやすい!と思います