【監督】
静野孔文
【原作】
青山剛昌
【公開日】
2017年4月15日
【上映時間】
112分
【ジャンル】
ミステリー/アニメーション
【キャスト】
江戸川コナン…高山みなみ
毛利蘭…山崎和佳奈
毛利小五郎…小山力也
工藤新一…山口勝平
服部平次…堀川りょう
遠山和葉…宮村優子
吉田歩美…岩居由希子
小嶋元太…高木渉
円谷光彦…大谷育江
阿笠博士…緒方賢一
灰原哀…林原めぐみ
大岡紅葉…ゆきのさつき
【ゲスト声優】
枚本未来子…吉岡里帆
関根康史…宮川大輔
【主題歌】
歌手:倉木麻衣
曲名:「渡月橋 ~君想ふ~」
【あらすじ】
大阪で起きた爆破事件、そして京都で起きた殺人事件、この2つの事件には百人一首界を牽引する「皐月会」が絡んでいた。そんな騒動の中、コナンは平次の婚約者だと言い張る、大岡紅葉という謎の女性と出会う。果たしてこの紅葉の目的とは?
東西の名探偵を翻弄する古くからの歌。時を超えて読み継がれるその歌は、秘めし想いが綴られた”恋歌”か、復讐に血塗られた”哀歌”かー。
【感想】
この映画は映画館で観たことがあるのですが、最後の平次の決め台詞がメチャクチャ格好良かったのが印象に残っている。
序盤でテレビ局の屋上からコナンが脱出するシーンも臨場感があり、見ごたえバッチリでした。
しかし肝心の謎解きのシーンがイマイチ理解できていなかったので、もう一度見直してみた。
あの疾走感の中で事件が解明されていくのを一発で理解できてたら尊敬します。
登場人物が結構多い、という事で、下記の解説で少し整理をさせて頂きました(なるべくネタバレ無しの方向で)
主題歌の倉木麻衣さんも、映像も内容も素晴らしかった。
私の中でこの作品はかなり好きな方です。
新しく登場したヒロインの子も、今っぽい描写で可愛い。
しかしそれに負けないように頑張る和葉も、健気で良い。
恋愛要素、アクションシーン、そして最後の結末は…
バランスよくまとまっており、最後も後腐れがないので見やすい。
まだ観れていない方は、是非見て頂きたいと思います!
紅葉の景観もとても良い。
ゲスト声優に宮川大輔さんと吉岡里帆さんも出てくるので、なんだか親近感がある。
途中の服部のバイク操作が凄すぎてツッコミどころ満載だと思うのは、自分だけじゃないはず。
【解説】
・読手(どくしゅ、よみて)…歌がるたで、読み札を読む役の人。取り手に対していう。
・運命戦(うんめいせん)…自陣・相手陣ともに最後の1枚になった試合のこと。
・名人・クイーン…競技かるたにおいて、予選を勝ち抜き、さらに前年の優勝者との対戦に勝利し、男女それぞれにおける日本一となった者に与えられる称号のこと。
・「鹿は紅葉」…江戸時代に生まれた現在の花札の、10月の絵柄に描かれているのが「紅葉と鹿」である事から。「生類憐みの令」が下された当時、鹿肉を食べたい武家や公家は、薬という建前で肉を食べる「くすり喰い」の文化を生んだ。その結果、隠語として「紅葉(もみじ)=鹿肉」と呼ばれることになった、という説がある。
【人物メモ】
・名頃鹿雄…京都を拠点とする少数精鋭の競技かるた団体「名頃会」の代表。「皐月会」をライバル視しており、代表・阿知波皐月に対戦を申し込んだ。
・阿知波研介…百人一首の団体「皐月会」の会長。百人一首はやるのも好きだが、どちらかと言えば読む方が好きらしい。
・矢島俊弥…百人一首の団体「皐月会」の会員。本作最初の被害者。かるたの腕は抜群で、本来なら殺された当日、大岡紅葉とかるたで勝負するはずだった。
・関根康史…皐月会会員のカメラマン。皐月杯決勝に2年連続上り詰めているが、どちらも矢島に敗北している。
・阿知波皐月…阿知波研介の妻。3年前に病死している。
【この映画の見どころは?】
この映画のタイトルに使われている「から紅」は、紅葉のような濃い紅色を表す言葉で、百人一首で詠まれるフレーズ(漢字では「唐紅」と書きます)。
在原業平が詠んだ句「ちはやぶる~」にも、このフレーズが使われています。
また「恋歌」と書いて「ラブレター」。平次の婚約者を名乗る女性の登場、そして想いを寄せ合う平次と和葉。『名探偵コナン』でよく見られる、伝えられそうで伝えられない恋の物語の新しい展開にも注目です。

