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みのるブログ

週に1、2本映画を観て皆さんにあまりネタ晴らしせず紹介できたらなと。昔の古い映画や最近の映画、ジャンルは問わずにその時の気分で観ていきます!

【監督】
こだま兼嗣

【公開日】
1999年4月17日

【上映時間】
100分 

【ジャンル】
ミステリー/アニメーション

【原作】
青山剛昌

【キャスト】
江戸川コナン…高山みなみ
毛利蘭…山崎和佳奈
毛利小五郎…神谷明
目暮警部…茶風林
阿笠博士…緒方賢一
吉田歩美…岩居由希子
小嶋元太…高木渉
円谷光彦…大谷育江
灰原哀…林原めぐみ
服部平次…堀川亮
工藤新一、怪盗キッド…山口勝平
白鳥任三郎…塩沢兼人

【主題歌】
歌手:B'z
曲名:「ONE」

【あらすじ】
世間を騒がす大怪盗”怪盗キッド”から、鈴木財閥が所有するロマノフ王朝の遺産”インペリアル・イースター・エッグ”を盗むという予告状が届く。大阪に駆けつけたコナンは服部平次と合流。そこへ颯爽と現れたキッドがエッグを盗み出すが、逃走中、何者かに狙撃されキッドは行方不明に。
再びコナンたちのもとに戻ったエッグの謎を追い、豪華客船で神奈川に向かったコナン一行だったが、その船内で殺人事件が発生する!


【感想】
初期の方のコナン映画でしたが、やっぱり面白い。

最近のアニメーション映画はCGが多用されていて確かに綺麗なのですが、この当時のコナン映画はおそらく全て手書き。
コナンの乗るスケボーの巻き上げる砂埃やライトの色、炎の色がちょっと薄いのが古さを醸し出していて良い!
キャラクターデザインを須藤昌朋さんが手掛けており、この人が作画を担当される作品は神回が多いとの事。
最初期のコナンも、この方が担当されている。
顎がシュッとした工藤新一がカッコいいですね。

そう、この作品は怪盗キッドが活躍したり、終盤でコナンのアレがアレして活躍するなどといったとても人気のある作品なのですが、
この作品で私が押したいのは、「世紀末の魔術師」というのは誰を指しているのか?というところと、「エッグの作成を依頼したニコライ2世」と「その王朝を滅亡に導いたラスプーチン」がこの映画にどう関わってくるのか?というところ。

この映画で出てくるキャラクターには、実際に歴史の中に存在した人物が出てくるんですね。
割と映画の話はポンポン進んでいくのでアクションシーンに目がいってしまいがちなのですが…

実は約300年前にロシアに君臨した「歴史上最後の王朝」と呼ばれる「ロマノフ王朝」の勉強になるんですね。

香坂喜一さんや香坂夏美さんは架空の人物なのですが、ロシア皇帝であるニコライ2世や、ニコライ皇帝一家を医者的立場で支えた「祈祷師」グレゴリー・ラスプーチンは実在していました。
宮廷人や貴族から熱烈な信仰を集めるラスプーチンでしたが、性の面で乱れた部分があり、それに辟易した皇帝内の公爵の手によって暗殺されてしまう…。
しかし時すでに遅し、正体不明の祈祷師が政治にまで介入していたせいで評判が下がっていたロマノフ王朝は革命を起こされ、その後は第一次世界大戦によって社会矛盾が激化、ロシア兵士や工場労働者もストを起こし…
と、キリがないのでこの辺で。

この暗黒時代で皇帝一家に作られたエッグを、怪盗キッドが盗むわけですね。
ではなぜ盗んだのか?ここにもキチンとした理由があり、終盤で明かされるのでお楽しみに。
っていうか、もうこの映画見てる人多いよね(;・∀・)

最後のハトまみれになる怪盗キッドがカッコよすぎる…!!