【監督】
ポン・ジュノ
【公開日】
2020年1月10日
【上映時間】
132分
【ジャンル】
ブラック・コメディスリラー
【キャスト】
キム・ギテク…ソン・ガンホ
パク・ドンイク…イ・ソンギュン
パク・ヨンギョ…チョ・ヨジョン
キム・ギウ…チェ・ウシク
キム・ギジョン…パク・ソダム
ムングァン…イ・ジョンウン
キム・チュンスク…チャン・ヘジン
パク・ダヘ…チョン・ジソ
パク・ダソン…チョン・ヒョンジュン
ミニョク…パク・ソジュン
【あらすじ】
キム一家は家族全員が失業中で、その日暮らしの貧しい生活を送っていた。そんなある日、長男ギウがIT企業のCEOであるパク氏の豪邸へ家庭教師の面接を受けに行くことに。そして妹ギジョンも、兄に続いて豪邸に足を踏み入れる。正反対の2つの家族の出会いは、想像を超える悲喜劇へと猛スピードで加速していく……。
【感想】
5つ星評価:★★★★✬ 4.5 格差問題と詐欺
とても面白い映画でした。
韓国のリアルな就職困難状況、その影響を受ける家族たち…。
貧富の差がありありと現れており、これからの日本を見ているようでした。
どんどんエスカレートしていき、犯罪と呼べる程の事まで手に染めていきながら、
でもそうするしかないから正当化していく。
途中から、じわじわ来ていた不安が急にホラー要素として出てくる。
そして実はその世界に存在するのは地上に住む人、半地下で住む人だけではなく…
途中でトイレに行きたくなったのですが、そのまま我慢して見入ってしまいました。
前半はコメディタッチかと思いきや、急にシリアスになり、後半に衝撃展開がある。
なかなか衝撃でしかも理解しやすく作られていて良かった。
主人公のギウは大学に行けるほどの頭の良さがあり、妹のギジョンは美大合格を夢見て、実際にスキルもある。
ギテクも運転技術がありチュンスクもハンマー投げのメダリストという成り上がる可能性を秘めながらも、
成り上がれていないという、奇しくも”半地下”を象徴しているような家族。
貧乏だけれども、よく考えるとさらに酷い環境下に居る家族もいたり、近所に住んでいる人もよくよく見ると同じ半地下に住んでいたり…。
いつの間にか映画の中に引き込まれていて、最後の終わり方も奥深い意味合いになっている。
このセリフが特に印象的!というのは自分の中ではあまりなく、むしろ映像や演技が印象的。
カメラの動きや、地下の壁の色。
鼻をつまんで臭いを気にする表情をしたり、トイレが逆流してたり。
「はぁ、どうしよう。タダでWi-Fiが使えなくなった。
おい、ギジョン。パスワードが無いとWi-Fiが使えない。
上の階のおばさんだよ。」

