こんにちは、のんびりです♪
今日ものんびりのお喋りにおつきあいいただきありがとうございます。
今日はタイトルそのままなんですが
ピヨに感謝の言葉をいただけたお話です
誰に認められるよりも嬉しかったです。
それなのに、唐突すぎて頭がついていかず
「そっか、それは良かった」とアッサリとした反応をしてしまい
すごーく後悔してます。
よく考えたら感動の場面だったのになぁ
実に残念です
だってね、こんな感じですよ。
TVを見ながらまったりと家族団欒をしていたら
唐突に「あ、そうだ!ママ、ありがとう」と言われ
見当がつかず「何かしたっけ?」というと
前さ、パパが『俺以外誰もTVや映画で感動して泣かない。』って言ったら、ママが『まだ経験がないからじゃない?』って言ったよね。との返答で、より一層意味がわからなくなり
夫も私もなんの話だっけ?と、?顔でうんうんと耳を傾けたら
伝わってないことにも気づき、いろいろ説明してくれました。
でさーそれってさ、アスペの典型的な特性なんだってね。
人の気持ちがわからない。ってヤツ。典型らしいね。
でさ、なにが言いたいかって
今でもやっぱりその感情はわからないから共感することはできないし
パパの言うように、今後も泣くことは一生なさそうだけど、頭で理解はできる様になったんだ。
それはわかるようになってよかったなって思うんだ。
だから、ありがとう それはママのおかげ

こちらこそ良い子に育ってくれて、ありがとうですよ。
思い出している今の方が感極まってウルウルします

今だから言えますが... 私
赤ちゃんだったピヨに「このまま育ったら、私この子に●されるかも」って思ったんですよ。
怖いですよね。あぶない人ですよね。自分でもなに言ってんだろうと思います。
でもふとそう感じたんです。
だから誰にも言えませんでしたし、常に『私がおかしいのかな?』と
自問自答をしながら子育てしていました。
まだ発達障碍のことも知らない頃の話です。
その後、ピヨが成長し、どんどん問題やトラブルが増えていき
益々不安は大きくなるものの、ピヨの違和感はやはり誰にも理解はされず
年中で療育に出会い、発達障碍を知ってからも
まだまだ周りの理解は少なく、トラブルは増える一方でした。
それでも良き理解者達に支えられ、親子で少しずつ成長してきました。
高校生でいい友人達に出逢ってからは
心の成長が目を見張るものがありました。
ピヨ自身もその子達の人の良さを尊敬していた様で
友人の行いや言動、とにかく人間性がすごく良い!と話してくれ
その度に、友人がママと同じことを言うんだよ。と言っていました。
浪人生活になってから、気を使わせるのが気が引けるからと
お互い連絡を一切取っていないようですが
それでもその友人達の影響はしっかりとピヨの中に残っている様でした。
だから引越してきてからも、
なにかの折に、昔(ピヨの問題が多かった頃のこと)を思い出しては
あの時は本気でこう思ってたけど、今になってママの言ってたことの意味がわかる。
正しかったんだな〜って理解ができる。今の自分になれてよかったと
私の大好きな満面の笑顔でいってくれることが度々ありました。
いつもは大抵ふたりきりの時だったんです。
それもたわいもない会話から少し真面目な話の流れで〜ってパターンだったのです。
それが今回は
家族皆でTVを見ながら寛いでいる時に、なんの脈絡もなく話はじめたので
まさか突然こんな言葉をもらえるとは思わず油断してました〜
ずっと家族や周りに理解されないことが多く
療育を頑張れば、心配しすぎ。厳しすぎ。過保護。過干渉。などと言われ
トラブルが起きれば問題児とその親って感じで
『躾ができていない』と言わんばかりの冷ややかな目でみられる。
モンペア・毒親なんて言葉も流行っていて
ピヨ本人にもそんな言葉をぶつけられたこともありました。
社会に出て困らないようにと心を鬼にして厳しくしてるのに
間違ったことはしてないはずなのに、ワルモノ扱いだなぁとずっとずっと感じてきました。
私ばかり嫌な役を押しつけられて損をしてると思ってきました。
それでも高校で友人さん達のおかげでグッと成長してくれて
なんとか間に合った〜と肩の荷が降りた想いでいたんです。
『社会に出て困らないように育てる。ひとり立ちできるように育てる』というのが
ピヨの障碍を知ってからの私の長年の目標だったので
それが達成されただけでも安心してしまい、引越ししてきてからは
『燃え尽き症候群』のような状態でした。(お恥ずかしい)
だから目標が叶っただけでなく、お礼まで言ってもらえて
こちらこそ本当にありがとうです。
ピヨの言葉で、今までの人生が報われました。
ママのおかげと言ってくれたけど
一番はピヨが療育を頑張ってきた成果だし
ピヨに関わってくれた全ての皆様のおかげだし
良くも悪くも今までの全ての経験が糧となった成果だと思うんです。
長年このブログを読んでくださっている皆様もそのひとりです。
本当にありがとうございます。
お礼の言葉も嬉しかったですが
ピヨが今の自分になれてよかったと思っていることがなにより嬉しいです。
障碍があることを卑下することなく苦手を憂うことなく思えることが人として立派だなと
我が子ながら尊敬します。
な〜んて
浪人生なのでまだまだ社会への道のりは長く残っているんですけどね。
しかもここにきて気が緩んでしまった様でなんだかぽよんとした雰囲気だし
まだまだ心配は尽きないですね 笑
今日も最後までおつきあいいただきありがとうございます