ペンギンのアレ 07 | 非電源開発のボードゲームブログ

非電源開発のボードゲームブログ

電源を必要としないボードゲームを遊んだり、時たま作ったりしている
『非電源開発』というサークルの卓上遊戯に関するブログです。

複数人で運営しているため、執筆者も複数人出現します。

夏休みの宿題、学園祭の準備、そしてゲームマーケット。
なぜ、どれもこれもギリギリになってしまうのか?
我々はギリギリを楽しんでいるのだろうか?
誠に人間とは面白いものである。

今日も今日とて隔日更新で
『ペンギンが流氷から落ちたら死ぬゲーム』の話。

マス1 

流氷マスであるこの六角形をどうやって切り出すのか?

最初に試したのはナットを当てがってカッターナイフで切り出してみました。
切断角度は斜めになるわ、形はいびつだわ、気持ちが悪い六角形が獲れる。
「刃の固定」を目指すこととなる。

そして、ナットではなくボルトにカッターナイフの刃を着けたものがこちら。
トランプル1 
「トランプル1号」です。
これには最大の欠点がありまして、
「切り出した六角形をキレイに取り出せない」
という問題を抱えています。
ほじくり出すので、時間は掛かるし、傷だらけになるし。

獲り出すことを考えると、ナットに刃を着ける方が良い。
且つ、六角形のサイズアップで作られた「トランプル2号」を経ての
トランプル3と4 
「トランプル3号」(写真・右)と「トランプル4号」(写真・左)。
着け刃の角度・隙間を修正した3号。
斜め刃ではなく、平行刃を取り着けた4号。

4号は切り始めは良いのですが、切り終わりで素材を破き切る欠点があります。
それなりの動力下であれば巧く行くと思うのですが、我々のは手作業ですから、
パワーが足りません。非電源(ノンパワー)なのです。

結局、ナット的なもの(より六角形で角の隙間の少ない素材)をベースに
「トランプル5号」は完成したのであった。
トランプル5の1
「トランプル5号」正面。 

トランプル5の2 
「トランプル5号」横面。

なんだか、「危険」と「浪漫」を感じる特殊工具に見えるのは私だけだろうか?
そして、トランプル5号を所持した状態で、
国家権力による職務質問に遭遇した場合、どう切り抜けるのか?
キャット&チョコレートで鍛えておこう。

文責 : コヨシ