なぜ、どれもこれもギリギリになってしまうのか?
我々はギリギリを楽しんでいるのだろうか?
誠に人間とは面白いものである。
今日も今日とて隔日更新で
『ペンギンが流氷から落ちたら死ぬゲーム』の話。

流氷マスであるこの六角形をどうやって切り出すのか?
最初に試したのはナットを当てがってカッターナイフで切り出してみました。
切断角度は斜めになるわ、形はいびつだわ、気持ちが悪い六角形が獲れる。
「刃の固定」を目指すこととなる。
そして、ナットではなくボルトにカッターナイフの刃を着けたものがこちら。

「トランプル1号」です。
これには最大の欠点がありまして、
「切り出した六角形をキレイに取り出せない」
という問題を抱えています。
ほじくり出すので、時間は掛かるし、傷だらけになるし。
獲り出すことを考えると、ナットに刃を着ける方が良い。
且つ、六角形のサイズアップで作られた「トランプル2号」を経ての

「トランプル3号」(写真・右)と「トランプル4号」(写真・左)。
着け刃の角度・隙間を修正した3号。
斜め刃ではなく、平行刃を取り着けた4号。
4号は切り始めは良いのですが、切り終わりで素材を破き切る欠点があります。
それなりの動力下であれば巧く行くと思うのですが、我々のは手作業ですから、
パワーが足りません。非電源(ノンパワー)なのです。
結局、ナット的なもの(より六角形で角の隙間の少ない素材)をベースに
「トランプル5号」は完成したのであった。

「トランプル5号」正面。

「トランプル5号」横面。
なんだか、「危険」と「浪漫」を感じる特殊工具に見えるのは私だけだろうか?
そして、トランプル5号を所持した状態で、
国家権力による職務質問に遭遇した場合、どう切り抜けるのか?
キャット&チョコレートで鍛えておこう。
文責 : コヨシ