保育園の先生から、子どもが私の顔色を伺っていると言われた。


そう言われて、ハッと気付かされる。

イライラすると言い方がキツくなってた。

なんで言われた通りできないの?って思ってしまってた。

イヤイヤが激しい時に、もう知らないと言ってしまうことがあった。

私と違って夫は子どもに寄り添った言葉がけに、些細なことでは叱らない。
怪我しても、それも経験と笑える器の広さ。


人によっては子どもと関わる時間が少ないからできると言うと人もいるけれど、保育園に預けてる我が家は子どもと関わる時間はそう変わらない。


そりゃ…夫の方に懐くはずだ。

保育園で言われた言葉を頭の中で繰り返し、家に帰ってきたら…自分が情けなくて涙が流れてきた。

ごめんね、ごめんねと泣く私に、子どもも一緒に泣いてごめんねと言ってくれる。
違うんだよ。謝るのは私の方。
貴方は何も悪くない。

そう言っても抱きついてなく子どもに、変わろうと思った。
今までなら言われた事にイラッとしたかもしれない。
でもこれはチャンスなんだと思う。
保育園の先生も本当に親身になって言ってくださってた。
ここで変われなければ、子どもに申し訳ない。

そんな思いから帰ってきた夫に話すと、夫は少し考えた後言ってくれた。

「俺たち親になるの初めてだし、親になってまだ3年だからね。分からない事だらけだよ。でもね、帰ってきていつもならテレビついてるのが、今日はついてなかった。それだけでも変わりたいって伝わってきたよ」

帰ってきてバタバタしてて、いつもはついテレビをつけてしまうけれど、今日は少し手抜きにして子どもと遊んでいた。

それに気づいてもらえたことが嬉しかったし、親になって3年に、素直にそうだよねと思えた。

急には変えられないかもしれない。

けれど少しずつでも良いから、ゆっくり変えていきたい。

そんな事を思った。

前のお話の続きです。
全身麻酔が切れた私は、突然のことでパニックを起こしました。

「痛い!痛い!」

と体を動かそうとする私でしたが、麻酔が切れて目が覚めたとは言え、体は私が思うようには動きませんでした。

すると、院長先生がイラッとしながら

「痛くて当たり前。今吸い出してるんだから」

……吸い出してるって何?と一瞬にして冷静になる自分がいました。


先生にとっては数え切れないくらいやった手術の一回だも思う。

けれど、私にとっては初めての妊娠で、初めての流産で、初めての掻爬手術だった。

赤ちゃんは吸い出される為に私の所にきてくれたんじゃない…。


寄り添ってもらえなくても、態度が冷たくても、先生も忙しいからねと思っていたけれど、この先生は人として駄目なんだと思いました。


絶対に言ってはいけない言葉ってあると思う。


この時はこんな先生の前で泣きたくないと思い、意地でも涙を我慢していました。


それでも…今思い出しても、この言葉には泣けてきて、悔しい思いでいっぱいです。

そして、この先生の暴言?はこれだけではありませんでした。

私が掻爬手術を受けたのは、楽しいはずのクリスマスイブ。

きらびやかなツリーもクリスマスケーキのチラシも…全てが私の心を虚しくさせた。

なんで私だったんだろう。

流産は誰の身にも起きる。分かっているけれど、それでも思わずにはいられなかった。

手術を受ける為に病院に行けば、まだ誰もいない待合室で待たされた。

手術も10分程度で終わると聞いていて、手術までに受けた処置で痛いと病院の方に伝える事はなかった。

後から看護師さんたちには、痛みに強いねと言われたので、痛みには強い方だったのかな?

ただ、麻酔も効きにくい体だとは思ってもいませんでした。

手術は全身麻酔で行われたのですが…全身麻酔を受けた感想は、本当に一瞬で意識が飛ぶです。

あの感覚は今でも不思議。

そして……私にとって忘れる事のできない時間が始まります。

そう、手術中に全身麻酔が切れて、私は目を覚ましてしまうのです。