The Shipper 5話
USBの中身は間違いなく試験問題で、しかも今までもいくつもの試験問題を手に入れていた。キム先輩の成績が良かったのは…。つまりキム先輩がカナ先生と付き合っているのは…。何度も試験問題をなくしているって、この先生もヤバいですけどね。そんな杜撰なことってあるの。さすがにそう何度もなくしていたら、盗まれていることに気づくと思うけど、その辺り適当なのはなんでなの。そんな綱渡りな事をして、天才を演じるって相当大変。でもそれだけキム先輩は必死だったってことかな。頭が良くてパーフェクトだと思っていたキム先輩が不正をしていた。それを知ってショックを受け、水に濡れるキム(パン)。パンが傷ついているのに申し訳ないけど、この水の滴ってるキムの決意を込めた表情の男前なこと。めちゃめちゃ格好良いな。USBをカナ先生に返して、喜ぶ先生(ちょっと見慣れたのか可愛く思えてきた笑)に浮かない顔のキム(パン)。「あなたの愛は本物だ。だからこそ別れるべきなんです」「僕は最低です。あなたにふさわしくない」カナ先生に別れを告げて、でも先生だけじゃない、最高のカップルだと思っていたウェイ先輩にも、キム先輩はふさわしくないとパンは思う。2人が喧嘩したと噂になり、その原因をソーダがまた妄想小説に書いていたけど、何故か書いた文章が消えてしまう。一緒に追試を受ける事になったケートに、キムに何かあったのかと聞くウェイ。ウェイとケートは乱暴な会話に見えて案外仲が良さそう。ケートが余裕なんですよね、なんか格好良いな。ウェイはケートがソーダを好きなのかと思ってた、と笑い出す。どうやらスマホを取り違えていた様子。ケートの壁紙の写真はパンだった。「良い写真だったら他にもあるのに?」「壁紙にしておいて、好きじゃない?」ずっと余裕そうだったケートがちょっと動揺しているのが可愛らしい。秘密を知られて悔しそう。ソーダのもとにキム先輩がやって来て、迫られる…?!と思いきやスマホを取られるってコメディの王道。キム(パン)の目的は、ソーダが管理者の小説をすべて削除することだった。「君の妄想をやめさせるため。真実を知ったら後悔する」「こんな小説はなんの意味もない」「パンと居たいから。書いていると一緒に居る気がする」本当のことを言うと、書かれているキムが削除してくれと言うなら、削除しなきゃいけないと思うんですよね。ソーダに、キムに抗議する権利はない。だけどこのキムはパンで、パンはただ、思ってたような理想の人ではなかったキムに夢見るソーダの目を覚まさせようとしているだけ。そしてソーダがこの小説に固執する理由は、眠ったままのパンとのたったひとつの繋がりだから。「妄想ってわかってる。でも書きたい。パンに会えるのはここだけ」「もうパンと会えない」そんなソーダの気持ちを知ってしまったら、パンは妄想小説をソーダから取り上げることは出来なくなってしまった。パンとソーダが抱き合って泣いているのが、可愛くて切なくて。友達がずっと意識不明なんですよ。平気なわけないよね。普段明るくいるのも頑張っているんだな、と思ってくる。妄想小説は、キムとウェイの物語ではなく、パンとソーダの日常だったんですね。2人で一緒に居た思い出がつまっているんだな。パンとしてソーダを抱きしめているけど、我に返ったソーダはキムに抱きしめらている事に気づいて、鼻血を出して気を失う。ソーダはキム先輩が自分を好きなのだと勘違いをする。ケートにも私が好きなの?って聞いていましたけど、ソーダはすぐに自分が好かれていると信じ込める夢見がちな女の子。まあでもあれだけキムに優しくされれば勘違いもしますよ。実際ソーダめちゃめちゃ可愛いしね。ウェイはピンピンとデート中。相変わらず退屈そう。ピンピンがウェイとの写真を壁紙にするけど、あなたのは変えなくて良い。その写真も素敵。と言う。この時のピンピンがなんか私好きなんですよね。自分の写真にしてって強制しないんだなって。ピンピンは結構ウェイに気を遣っている感じがあるんですよね、私の中で。自分の写真に夢中で、ウェイに関心を払っていないって事かもしれないけど。ウェイの壁紙はキムを背負ったあの夜の2人の写真だった。「壁紙にしておいて好きじゃないって?」自分がケートに言った言葉が胸に響く。