先日、伯母が亡くなり、今日は、お通夜でした。
「MIYAがゲストで出る時間が過ぎてても、一曲だけでも聴きに行く」
でした!
今まで参列してきたお通夜は、20分でお焼香が済んでいたので、今回もきっとそうだろう、と思って、着替えを持って出かける算段をしました。
伯母には、お通夜が始まる前に会わせてもらいました。
送り人の仕事って、素晴らしいですよね。
薄く化粧をした伯母の顔は、眠っているかのように、微笑んでいるかのように綺麗で、穏やかでした。
きっと、先に逝った伯父が迎えに来てくれて、嬉しいんだよね。
「おばちゃん、起きてー。コーヒー飲みに行こうよー。ポテト食べに行こうよー。」と声をかけて。
(生前、伯母が働いていた場所からはケンタッキーが近くて、よく、コーヒーやポテトを食べていたそうで、好物だったのです。)
さて。
お通夜は、丸山教と言う、神式なのかな?で、厳かに執り行われました。
私、長年参列した中で、初の形式でした。
俗に言うお焼香は無く、お榊をお供えしたのですが、そこに至るまでに1時間。
うぉう……これは、コンサートに間に合うか微妙。
斎場から関内までは、1時間かかります。
とりあえず、急いで着替えて電車に飛び乗りました。
しかし、MIYAの出番は終わってた
でも、3曲聴けました。
考えてみたら、ピアニストが、メインのコンサートって、矢野さん以外、初めてかも。
矢野さんの弾けるピアノとは違って、鬼武さんのピアノは、その思いの丈を力強くぶつけてくる。
下手をすると眠くなっちゃうクラシックな音楽も、鬼武さんだったら寝ないな、きっと。
三春の滝桜をテーマにした曲を聴きながら、5年前に(もう5年も経つのか、と、ちょっとびっくりした)、miyuさんのご厚意で案内してもらったなぁと懐かしくなりました。
樹齢千年超えの滝桜は、一体どれだけの世の移り変わりを見てきたのかな。
人の命の何と短かいことか。
今聴くと、泣ける。。
春の嵐に吹かれ、泣くように散る桜の花びらの光景が見えるかのような演奏でした。
この一曲が聴けただけでも、行った意味があります!
バイオリニストの中西さんの演奏も聴けました。
歌うかの様に奏でられる音、素晴らしかったです。
お土産の梅酒。