昼食後、街並みを眺めながら、てくてくと歩き、静岡市民文化会館へ。
1回…なんかレアな感じおねがい



写真撮りきれなかったけど、花輪がいっぱい!

そして、こんなに、ホール自体を、オペラ座仕様にデコレーションされてるとは思っていなくて、一個前のブログにも書きましたが「力が入ってるなぁ…」と思いました。

テレビカメラも見かけました。


開演15分前の、ロビーの様子。


浅利慶太さん…ニュースで訃報を聞いて、残念に思っていました。

ご冥福をお祈り申し上げます。



初日キャスト

やった!
ファントム、観たかった役者さんです!!

かれこれ12年前かなぁ。

オペラ座の怪人役の、佐野さんが凄い!って、観劇好きな人から聞いて。

その後も、オペラ座を好きな人と話すと、必ず名前が上がる、佐野ファントム。

気になる~~~!

でも、なかなか観に行くタイミングが無くてね。

仮にチケット取っても、必ずしも佐野さんに当たるわけじゃないと思うと、更に迷いますよね。

1月の京都公演は、自分の誕生日にチケット取ったら…見事、佐野さんの日!
でも、行けずキョロキョロ

今回は、初日なら、きっと!と思って取って、当たりましたチュー


ちなみに、私は、「この役者さんが観たい」、「この歌が聴きたい」、「この会場に行きたい」のどれかひとつだけでも心に強くあって、そのチャンスがあれば、チケット取る人間です口笛



昨年、横浜で観たキャスト表
見事にシャッフルされてる口笛


・ファントム

感情表現が、巧妙で絶妙!

台詞の一つ一つに、ファントムのその時々の心の中を伺える。

なんていうのかな。

歌が巧い役者さんって、歌が先にあって、ファルセットの凄さとかの方が際立ち過ぎて、感情移入出来なかったりするんですが(私だけかなー、この感覚?)、佐野さんのファントム…追い詰められていく感覚が、本当にします。

少し、神経質っぽいかな。

でも、この神経質っぽさって、地下で、仮面を被って、人目を忍んで生きているファントムには、あって然るべきものだよなぁって思うと、そこまで役柄を追求されてるんだな、ってゾクゾクしちゃいました。



終盤の、クリスティーヌとのキスシーンの演技…

抱きしめたい、でももう抱きしめることは出来ない。

突き放さなければいけない、でも、突き放したくなくて、力を弱めて突き放す。


うわーー、これだよ、これ!

この繊細な感情表現!

手の演技!

まさに、私がファントムに求めてた演技…

佐野さん、完璧に演じられておられました!

凄い!

ラストの、クリスティーヌを思って優しく、また、激しく歌うシーン…

本当に切なかった…




観れて良かった…照れ




・クリスティーヌ

前回観たクリスティーヌが、結構男前だったので、今回の岩城クリスティーヌは、可愛いらしく感じました。

物腰がやわらかくて、怪人にも、ラウルにも愛されるのが納得出きるクリスティーヌ。

ラスト、指輪をファントムに返すシーンの手の演技(お前は手のフェチかって言われそうだけど)…良かった…。

突き返すのではなく、優しく。

「愛してくれて、ありがとう、そして、ごめんなさい」って、言っているかのような手の動き。

それを力無く、切なく終わりを受け入れるファントム。


泣ける…(;_;)


・ラウル

鈴木ラウルは、本当、育ちの良い、世間を知らない子爵の雰囲気。

優しさと気品があるって言うのかな。

この人のふんわり感があるから、怪人も際立つって言うのかウインク


マダムメグジリーは、もう少し不気味さが欲しかったかな。

前回の松尾さんの演技が印象に残っていて…(^_^ゞ


カルロッタは、何気に、重要なポジションですよね。

あの自信に満ち溢れた歌声。

クリスティーヌより、カルロッタの歌を、もっと聴きたいって思うの、私だけかな?(笑)





鳴り止まぬ拍手。

何度も応えるカーテンコール。

電気が点いても、観客席の熱は冷めない。


ついには、劇中の音楽が流れ出し、流れている間もカーテンコールは繰り返され。


ジャンッ!って音楽が終わったら、終わり?

いや、ラストに、もう一度、佐野さんが出てきて、終了爆笑


こんなカーテンコール、初めてかも。


初日に行って良かったおねがい


グッズ買わないつもりだったけど、250円と言う超良心的価格に釣られ、ショッピングバッグ購入。


会場から見える、外の風景。

静岡市民文化会館は、古いホールで、2階席が、凄く離れてたのが誤算でしたが(新しいホールって、2階でも、1階の中間位に最前列が来るので、近く見えるんですよね)、満喫しました。

隣が、城址公園の様でしたが、暑すぎるのと、帰りの新幹線の時間も早かったので、散策せずに帰ってきてしまいました。


また、行く機会があれば…。



帰りに、あまりに暑いので、お茶を買いました。
お抹茶に、お砂糖を少し入れてあるって書いてありましたが、甘すぎず、飲みやすくて、喉が潤いました照れ

ちなみに、これで200円!

安っ!

東京とか、京都とかだったら、これだけで400円は取られるよ。

本当は、駿河湾の海の幸も食べたかった所なんですけど、なにせ日帰り。

お昼にハンバーグ食べて、大して動いていないから、お腹が減らず。


ど定番の、うなぎパイ買って、帰ってきました。

土用丑の日に、うなぎ食べてないし、ちょうどいいや(^w^)


日帰り遠征旅でしたが、静岡駅周辺は初だったので、小さな旅気分、味わいました(^-^)v


やっぱ、旅は良いわ照れ