こりんさんから、「ライブの前に、皆さんで軽く呑みませんか?」とお誘い頂き、ブーマー会開催の運びとなりました。




吉祥寺・・・いつ行ったっけ~?ってくらい久々だったので、お店の予約は、こりんさんにお任せ♪


私は、参加者のアヤさんとちゃーぼうさんへの連絡だけ( ´艸`)




日曜の夜で、お店の一階の立ち呑みの方は混んでたけど、予約してもらってたので、二階の椅子席で、約二時間、ゆっくりお喋りしながら、食事ができました(^∇^)




焼酎「宮」に皆反応するものの(最初に気付いたのは、こりんさん?ちゃーぼうさん?)、誰も注文しなかったと言う・・・(笑)


焼酎、あんまり呑まないしなぁ。


これ、確か、嫁はんさんかMAKIさんが、以前ブログにしてた、金宮印の焼酎じゃないかな。


瓶が飾って無くて残念~。




皆さん、同じ、ロゼのお酒を頼んでたんだけど、私はひとりひねくれ者なので、桜の花入りのハイボールを注文して、乾杯♪




パテとピクルス




「クレソンって、普段そんなに食べないよね。」って話をしながら頼んだ、トマトとクレソンのサラダ。


肉系のつまみばかりだったから、サッパリのが欲しいよねって。




カットしてから「あっ、写真撮ってないや」と気付き、寄せる私・・・。


ほっかほかのキッシュが来ました。美味しかった♪




こりんさんオススメのポヨチキン。


これは4分の1カット。他のおつまみがなかったら、一人前の大きさかな。




ジェノベーゼパスタ


パスタのメニューが4種類あって悩んだ末に、「皆で一斉に食べたいパスタを指さして、多数決で決めましょう」となり・・・「いっせーの、せっ!」で、指さした結果・・・3対1でこれに決まりました( ´艸`)


こういうメニューの決め方も楽しいですね。




この場に嫁はんさんやMAKIさん、のんのさん・・・ブーマーさん、皆いたらなぁ。




マジで、今度、 ブーマー会しましょうよ、皆さん~!




結果、19時開場ギリギリまでお喋りして、会場のキチムへ向かいました・・・と言うより、こりんさんに案内してもらいました(・・。)ゞ







ステージはフラットで、段差が無くて、後ろの方だったので、高野寛の顔、ほとんど見えず・・・。




向かって左に高野寛、右にろみさんが座りました。




入場の時に配られた、ろみさんのお菓子。




袋のデザイン・・・アイデアだね。




中を開けたら、こんなに入ってた!


帰宅してから食べましたが、最近流行りの厚手のクッキーじゃないんだなぁ~、さっくりほろっとした食感でもないし、思ってた味でも無く、なんか色々分析しちゃいました(・・。)ゞ




ライブと言うよりは、ホント、トークショー・・・対談?で。


ろみさんの経歴を伺うって感じでしたね。




お話聞いてて、どうもろみさんと私は同年代だなと思ったら、あとでネットで調べたら、同い年だった。


なんかねぇ・・・共通する部分も、共感できる部分も沢山あって、不思議な感じでした。




何で今回のゲストが、ろみさんかって言う所から説明が始まりました。




ろみさんは、高校の頃に、デビューしたての高野寛の音楽に出逢い、ドーナッツ盤のシングルレコード(まだ、CDじゃなかったんですよ、あの頃は、と、嬉しそうに言うろみさん)一気にファンになり、ラジオに手紙を出したり、ファンレターを書いたりしてたそうです。




「なんかさ、俺、一度、ファンレターに返事を書いたことがあったよね?」って高野寛。


えぇ~、すごい。


嬉しそうに、その当時の事を話す、ろみさん。


「よっぽど、私、手紙出しまくってて、名前覚えられてたんですかね。」




りみ、れみ、るみ、ラ行のお名前あるけど、ろみってあまり聞いたことないような?


印象に残る名前ですよね。




「僕は、デビュー前に、ライブハウスでライブをやって・・・って言う下積みがなくてデビューしたから、ファンとの距離感がわからなくてね。デビューした頃は、ファンレターくれた人には、全員、返事を書いてたの。」


凄い!


その発端は、オリジナル・ラブ(田島貴男)が、そうしてるって言ったから・・・って言ってたんですが・・・田島さん、顔に似合わず、律儀なオトコ?


でも、THE BOOMも、昔は手作りのハガキを書いてたって言うし、皆、一所懸命だったんだろうな。




好きな気持ちが原動力となって、学校の春休みか夏休かに、友達と高野寛の事務所に、何かお手伝いできることはないかと押しかけ、ファンクラブの会報作りのお手伝いを始める事になったそうです。




そうなんだよねぇ・・・昔は、ファンが手作りのファンクラブの会報作ってて、愛のあるものが多かった。


私、ブームより以前に好きだったアーティストのファンクラブがそうだったし、ブームも、初期の頃、手書きの会報だったもんね。




ろみさんは、東京の中野にご実家があって、中野サンプラザには自転車で行ける距離だとか。


そう言う土台があれば、ファンクラブのお手伝いもしやすいよなぁ・・・いいなぁって思ってしまった。




「初めてろみちゃんと会った時は、ろみちゃんはベレー帽にボーダーのシャツでね。典型的なオリーブ少女だったよね。」


ふふっ、オリーブ少女ファッション、流行ったもんなぁ、懐かしい。




実際にファンクラブのお手伝いをしたのは短大卒業するまでで、進路を考えた時に、「私は音楽も好きだけど、それは自分の職業とするものじゃない、と思って。、じゃあ、何をしよう?って考えたんです。お菓子を作るのも好きだし、最初は、バイトしてたお店に、そのまま就職させて下さいって言ったら、いいよ~って言われて、そのまま就職したんですけど、やっぱり何かが違うなってなって、コルドンブルーに行って。」




・・・コルドンブルーって有名店じゃん。




「コルドンブルーって、そんなに簡単には入れるの?」


「まぁ、お金を出せば、誰でも・・・。」(笑)


まぁ、でも、肩書きには十分だよね。




そこから、パリにも行って勉強してきたそうです。




高野寛は、自分は英語も苦手だけど、フランス語なんて、よく覚えられたね、と言うと、ろみさん、「私、言葉が通じなくて、頭に血が昇って、鼻血を出した事があるんですよ。人間、切羽詰まって鼻血を出すくらいまでになれば、本気で覚えますよ。」


やっぱり、それなりの苦労をされたんですね。




ろみさんは、フランスから、コンフィチュールを持ち帰り、自分でもお店を開いて成功させた方。


今では普通に日本にあるものでも、最初に広めるって言うのには、やっぱり「時代」って言うものを味方に付けないと成功しないですよね。




ろみさんが日本に戻って来た頃、まだ、料理の鉄人もやってなかったし、パティシエブームもなかった(だいたいにして、パティシエなんて言わなかったですしね。


あ・・・ちなみに、女性はパティシエじゃなく、パティシエールって言うんですよ、本当は。




パテシエブームが巻き起こり、日本で続々と店を構えたのは、ろみさんがフランスで修業時代に飲み仲間だった人達ばかりだったとか。




お話を聞いててね。


私も、同い年で、同じような事を考えて、同じような事が好きでいたけど、自分で道を切り開いて行った人とは、情熱が違ったんだろうなぁ・・・と思っちゃいました。


なんとなく先が見えないでぼんやり過ごしていたけど、これがやりたい!って自分で進んで行かないと、やっぱり後悔するんだよなって。


チラチラと、MIYAの言葉も思い出しながら聞いてました。




「一度、高野さんが、鎌倉の、私のお店に来てくださった事がありましてね。その日は、後にも先にも棚がからっぽになった日で・・・。」


「タイミングの悪い男です。」(笑)




ろみさんのお店のスタッフさんに「高野さんの曲、お店の前と後に聴いてます!」って言われて、「営業中はかけてくれないのかよ~って思ったんだよね。」と、高野寛。(笑)


「そこで、お店がやってる時でもかけてもらえるような曲を作ろうと思った。」そうで。


ろみさんのお菓子と、高野寛の音楽の融合のCDが出来上がった、とか。




もっと色々・・・ろみさんが海外に行った時のエピソードや(その土地で知り合った少女に、「世界で一番綺麗な場所と言う」場所に連れて行ってもらって、それが本当に心に焼き付いていているし、少女の気持ちが嬉しかった、と言う話とか)、高野寛の、人生の中でトップ3に入る程美味しかった鍋の話とか(新鮮な生うにを、贅沢にも二皿鍋に投入して、半生に煮えたところで食べると激うまだとか)、高野寛は、最近毎日のように配信で音楽を売ってるけど、音楽って、人に押し付けるんじゃ無く、熱血で作るんでもなく、楽しければいいじゃんって気持ちで作ってる・・・とか、色々お話してましたが。




最終的に思う事は、出逢いって、人と人の人生に影響するって言う事。


この二人は、良い出逢いをしたんだなぁって。


MIYAと高野寛の出逢いもそうだけど、音楽が人を呼び、そこから縁が繋がって、また、磨かれて行くんだなぁ・・・って。




一部、二部と別れてて、その終わり毎に、高野寛が一曲づつ歌って。


一部の終わりは、「ろみちゃんと言ったら、初期の歌だよね」と言って歌ってましたが、私、曲名知らず。


ちゃーぼうさんなら分かるはず~。


二部は、「このライブのタイトルにもなっている・・・」と言ってたので、「夢で逢えるでしょう」かな。




アコースティックで、まったり、ほんわかしたトークショーでした。




最後に、サインと握手が出来ると言うので・・・買っちゃった。


「朝食の時に聴けるインストゥルメンタル」ってコンセプトで作ったCDだそうです。


みやんちの、COFFEE BRAKEに似てるなぁ。




私、一番最後だったから、折角だから、何かお話を・・・と、考える。


う~ん、二月のイベントの時だったら「ガンガのヒロシ、最高でした!」とか言えるんだけど、今回、MIYAのみの字も出て無かったから、MIYAの事には触れられないなぁ・・・。




で。




「高野さんは、甘い物はお好きなんですか?」


その返事。


「割と、何でも、好きですよ。」


「特に好きとか、今、食べたいなぁ~って思い浮かべるとしたら、なんですか?ろみさんのお菓子でも良いですし。」


「割と、チョコレートは、飽きずにいつも食べてますね。」</