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日曜日に、シス・カンパニー(三谷幸喜脚本・演出)の、お芝居を観に行ってきました!






名作「国民の映画」の再演、新作シチュエーション・コメディ「酒と涙とジキルとハイド」上演と、2014年も三谷幸喜の活動は注目の的です。次なる舞台=シス・カンパニー公演「抜目のない未亡人」は、待望の初顔合わせを果たす<三谷幸喜×大竹しのぶ>というインパクトある話題ももちろんですが、段田安則、岡本健一、木村佳乃、高橋克実、八嶋智人、中川晃教、峯村リエ、遠山俊也、春海四方、浅野和之、小野武彦 といういずれ劣らぬ実力派揃いの俳優陣の集結に、チラシの写真を眺めながらワクワクしている方も多いのではないでしょうか?!


さて、その物語は・・・・? 今、各所で配布している公演チラシにもご紹介している通り、原作は18世紀イタリアの喜劇作家カルロ・ゴルドーニの同名戯曲で、中世の国際都市ヴェネツイアを舞台に、高齢の夫を看取ったばかりのリッチな未亡人が、再婚でもうひと花咲かせようと奮闘する、いわば“未亡人の結婚大作戦”の顛末を描いたもの。中世ヨーロッパ各国の国民性の比較や風刺もピリリと効いた人気喜劇を、18世紀の水の都ヴェネツィアを舞台に、上演台本・演出:三谷幸喜が実力派キャストと共に上演!乞うご期待!というのが当初の予定・・・・。 ところが、そこは日本を代表する喜劇作家:三谷幸喜!! そのイマジネーションは止まるところを知らなかった?! 彼の構想は、原作の初演から266年の時空を飛び越えて自由に広がり、中世ヨーロッパの恋の駆け引きを、より身近に引き寄せた設定での上演を目指すことになりました。



 そうです! この夏のシス・カンパニー公演「抜目のない未亡人」は、当初上演予定のオリジナル戯曲の時代設定とはガラリと趣を変え、
世界的な映画の祭典“ヴェネツィア国際映画祭”で賑わう現代のヴェネツィアを舞台にした現代劇に生まれ変わることになりました!!世界中の映画界のセレブも集まる水の都ヴェネツィアの、とある高級ホテルのワン・シチュエーションで、現代の男女の思惑や人間関係が交錯する“ある一夜”の出来事を描きます。と言っても、原作の基本的な骨組みだけを借りて全部を丸ごと別のお話に書き換えるのではなく、中世イタリアを代表する喜劇作家ゴルドーニならではの雰囲気はそのままに、原作がもつスピーディに一気に突き進んで行くストーリー展開を存分に楽しんでいただこうという趣向です。そこに、キャスト陣の持ち味を存分に盛り込み、彼らが舞台上に一同に会する醍醐味を最大限に生かした三谷流のアレンジが加えられることでしょう。

 果たして、現代の未亡人は、どんな方法で新たな幸せを手にするのでしょう?? そして、このキャスト陣の競演がもたらすものは?? その結末は、ぜひ劇場で見届けてください!



 2014年の梅雨空を吹き飛ばす、シス・カンパニー公演『抜目のない未亡人』に是非ご期待ください!


18世紀を舞台にした「原作」ストーリーを、まずはご紹介

18世紀の国際都市ヴェネツィア。

金持ちで高齢の夫を看取ったばかりの未亡人ロザーウラは、今でいう婚活中の美しい妹、フランス出身のメイドと一緒に、亡き夫の弟の世話になる日々。でも、今度こそ、自分と年相応の再婚相手を見つけ、何とか女としての人生を取戻し、もうひと花咲かせたいと考えていました。

 そんな彼女にイタリア、フランス、スペイン、イギリスの高貴な求婚者たちが現れます。

彼らはある宿屋の食堂に集まり、彼女への賛辞を口に、酒を酌み交わしていましたが、影ではそれぞれが、お調子者の宿屋の召使を使って、 あの手この手で、未亡人のハートを射止めようと、恋のかけ引きを仕掛けていきます。

このヨーロッパ各国から集まった4人の求婚者たちは、それぞれに、「財産」「血筋」「容姿」「愛情」と、魅力や特徴はあるけれど、まあ、結局のところ一長一短……。新たな人生を託すには、今ひとつ決め手に欠ける求婚者たち。

そこで、未亡人はあるアイデアを思いつきます。街中が“仮面舞踏会”と化したかのような“ヴェネツィアの謝肉祭”のにぎわいの中、彼女は、どんな方法で4人の男たちの本心を探るのでしょう?



6月28日にスタートしたばかりなので、現代版の詳細は書きませんが、セリフを取っても、演出を取っても、「あ~・・・三谷幸喜らしいな」って思いました~(褒めてます)。




ハチャメチャドタバタ、息つく暇が無いまま、約二時間、終演まで掛け巡ってたって感じかな^^;




大竹しのぶは、一部始終、喋る、走る、踊る、七色の声を使い分ける!


TVでの、ぼ~っとしたイメージは、微塵も感じません~(笑)


この人、本当に演技力が凄いと思う。






私的には、宿屋の召使(現代版では、副支配人になってます)役の、八嶋智人の、絶妙な間の取り方、笑いの取り方、軽快に走り回り、物語の一部始終を見届ける進行役?(友達に言わせると。「真夏の夜の夢」のパックのようだ、と。成程、その通り!>分かる方のみ、分かって下さい^;)が、ドツボでした!






俳優さん1人1人が個性的だし、どこを切り取っても、笑えるお芝居でした♪








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新国立劇場入り口






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イタトマJr.の、オレンジのタルト♪20%引きで、コーヒー付けて500円程度♪リーズナブルにお茶が出来ました^^






私・・・お芝居に行く前二日間は、月末の仕事があって、両日残業4時間で、かなりブルーになってました^^;


翌日も、月末で、手付かずの仕事があって、朝から全力で仕事しないと、間に合わない状態で~☆




そんな愚痴を、友人に聞いてもらいながら、私も友人の愚痴を聞き・・・気付いたら、お茶だけで2時間。


夕飯も~で、さらに2時間。




喋り倒しても、まだ足りない位でした(;^_^A






良い気分転換の1日でした~♪