演舞場幕の内弁当
演舞場名物?小倉アイス(店員さんが「小倉アイスいかがですか?」っていう声が「オムライスいかげですか?」としか聞こえなくて笑った(笑)
帰りの車窓から、東京タワー
今日は、東京・新橋演舞場に、藤山直美さんの舞台を観に行ってきました^^
故・藤山寛美さん没後20年特別公演でもあるようです。
午前の部 第一幕「女房のえくぼ」
あらすじとしては・・・藤山直美は不器量な女房役。
髪はボサボサ、化粧もしない、でも人一倍仕事はして人情は厚い。
旦那さんは、昔好きだった女性が忘れられず、不細工な女房が嫌で嫌で仕方なく、ついつい辛く当たってしまう・・・。
旦那さんの兄弟は、そんな女房を不憫に思い、何とか女性らしく振る舞えないかと色々アドバイスして実行するんですが・・・、持って生まれた性格。なかなかうまくは行きません。
そこのやりとりが、めちゃめちゃ面白くて、息が出来ないくらい笑い転げてしまいました(笑)
そんな時、旦那さんが昔好きだった女性と駆け落ちしたライバルが見乏しい格好で登場。
ライバルには一体、何があったのか?
本当の幸せとは?
って感じで。
第二幕・・・幸助餅
今は落ちぶれてしまった浪速のもち米問屋の主人幸助(西郷輝彦)は、無類の相撲好き。
贔屓にしていた関取(いかずち)にご祝儀を振りまいて身上を潰してしまった。
いかずちは、数年前、江戸相撲に引き抜かれ大阪を後にしていたが、借金はぬぐいきれず、心機一転立ち直るために、妹を遊郭に預け(おかみさんは、妹は二年の間は自分の妹として預かるという話)30両を工面したその帰り道。
関取から大関に昇進し、出世して戻ってきたいかずちと遭遇してしまった。
贔屓にしてもらった旦那様(幸助)に、今の自分の姿を観てほしくて戻ってきたと言うからたまらない。
嬉しくなって、工面した30両を、ご祝儀でついついいかずちに振る舞ってしまった!
ふと我に返り青ざめる幸助・・・。
そこに女房(藤山直美と)伯父が駆けつけ、事の顛末を聞いて大騒ぎ。
いかずちに理由を話してお金を返してもらえと言うのですが・・・。
いかずちは、一度もらったご祝儀は返さないと言い、幸助夫妻に辛くあたります。
それを怒りに、幸助夫妻は見事に再建を果たし、浪速一の店を造り上げます・・・。
最後にはいかずちの真意がわかり、ホロリと来るお芝居でした^^
一日4つのお芝居をするようで・・・。
夕方の部も観た~い!って感じでした^^