こんにちは。

先週の土曜日（１１／９）
サンダーバードを見にいってきました！

最近の人（？）にはあまり
なじみがないかもしれませんが…
私にとっては趣味の原点になった
テレビ番組でした。

初回の放送は東京オリンピック（！）の
頃だったようですが、一生懸命観たのは
たぶん再放送だったみたいです。
マリオネットの人形やメカの特撮は
子共だましでなく、今観てもすごいです。

サンダーバードから
→ ミニチュアやメカが好き
　→ プラモデル
　　→ 工作
　　　→ 鉄道模型
　　　　→ 今、ドール
と趣味が発展していきました。

私のもう少し上の世代では
模型飛行機（Uコン）やレーシングカー
が流行っていましたっけ。
そんなこんなで培われた
少年時代の趣向を
現在も引きずって生きているわけです。

豊島区立ブリリアホール
１１／１に開館したばかりの
新品ピカピカのホールです。
東京建物がネーミングライツを取得。
まだグルグルマップにも載ってないので
心配でちょっと早めに行きました。

豊島区民センター
隣にひと足先にできた区民センターです。
（もう１棟建設中。豊島区は金持ち！）

前の公園はものすごい人だかりで
プロレスをやっています。
おもしろそうなので観にいきましょう。

仮設リング
どしーん・ばたーんと迫力満点ですが…
突然レスラーが消えてしまい…

場外乱闘
周りの観客がさ・さ・さっといなくなり
場外乱闘がはじまりました。

こりゃすごい、とのんきに撮っていたら
痛めつけられて怒ったレスラーが
こちらに向かってきましたー（！）
私の後ろでは子どもがひっくりかえるし
（逃げ場がない）

あー　恐かった～　 ( ﾟдﾟ; )ゝ

プログラム
普段プロレスを観ないので
知らないレスラーでしたが、
鍛えた身体とワザはカッコよかったです。

ホールの前を通過する仮装行列
まだ少し時間があったので
となりのアニメイトなど見にいき・・・

フォトスペース

ジオラマ
だいたい良い時間になったので
ホールにもどります。

ポスター
オーケストラによる大迫力のコンサート
なんですが、
模型や人形の展示が
もうひとつの目玉になっていました。

サンダーバード１号
エントランスでは巨大１号が
迎えてくれます。
スコットの身長は６０ｃｍくらいです。

サンダーバード２号
写りこんでいる実物の人間と比べて
大きさが判ると思います。

秘密基地
おーっ！　こ・これは・・・
今井のプラモデルじゃないかー
千数百円もしたので買えなかった…

あこがれの一品です。。。

帰ってから調べてみると
アオシマから再生産されていました。
そういえばブックオフでも
箱を見かけたような気がする・・

（近づくと危険！不良資産が増える）

ホール全景（２階から）
ちょっと小さめで３階まで使っても
１３００席だそうです。

駅の向う側にはこないだのさだ・よみ
で行った東京芸術劇場があるので
住み分け、ということかな。

（こちらは区民ホール）

ステージ上では
撮影に使うサイズの人形の展示です。
マニアの人たちが群がっています。

こだまちゃんも一緒に
皆さん熱心に撮影しているようだし
そうとうなマニアのようなので
こだまちゃんを出しても大丈夫かなー
と、どさくさにまぎれて撮りました。
まあ、ドールの一種ではあるしね。

５人兄弟とペネロープ
実際に撮影に使われた大きさで
同じような構造だそうです。
我家のＳＤと同じくらいの身長なので
６０㎝くらいかな。

１１本の糸で吊って動かしました。
先に声優のあてレコを録り、
音声の電気信号で唇を動かしたそうです。
（目玉は手動みたいです）
この操演の仕組みを
スーパーマリオネーションと言いました。

当然ですが５０年も前の人形が
ここにいるわけもなく現代のもので
坂本健二さんという日本で唯一公認の
造形作家による作品です。
では１人ずつ見ていきましょう。

スコット　長男

１号を操縦

バージル　３男

２号を操縦

アラン　末っ子

３号の操縦士

ゴードン　４男

４号担当

ジョン　次男

５号宇宙ステーション常駐

６年間で５人生まれたほぼ年子状態。
ちゃんと生年月日まで設定があります。
リアルさもそこまでこだわります。

（トレーシー家はアメリカ人）

ペネロープ
元ヨーロッパの諜報機関出身のスパイ
作者ジェリー・アンダーソンの妻が
モデルで、声も担当しました。
（日本語吹替は黒柳徹子さん！）

パーカー
ペネロープの執事兼運転手ですが
体調不良でおやすみ中でした。
もともとマリオネットですから
姿勢を保っておくのもひと苦労のよう。
一般のドールと大きく違うところです。

ミンミン
トレーシー家の執事キラノの娘
マレーシア人だそうです。
ボンドガールの浜美枝がモデル

ブレインズ
メカの開発者
下唇の下の部分の皮膚は
シリコンでできているみたいで

下唇だけ可動です。
現代版モデルではラジコンで
動くようになっているそうです。

サンダーバード１号
撮影に使うサイズで、６０㎝位です。
ＦＲＰ製

２号

３号

４号
３号を除いて坂本健二さん作です。
いずれも撮影で使用するサイズ。
５号は修理中だとか。

大急ぎで展示物を見てきましたが
コンサートのステージ上に並ぶ
ドールや模型という取り合わせもまた
妙なものです。
うしろでハープの調律中だったり…

さて、コンサートのほうですが
おなじみの
タッタカター・タカタッター
タッタカタッタッター
というフレーズを中心にした
テーマとそのアレンジだけで
２時間も続けられるわけもなく
劇中の挿入曲も聴いたことはあるけど
独立した楽曲というほどじゃないし
オーケストラの演奏が半分、
マニアの司会進行氏と坂本健二氏の
トークが半分、と言う感じでした。

サンダーバードファンの自分には
人形製作や撮影の裏話や思い出話は
とても楽しかったけど、

（メカの内部も見せてくれました）
ホールのこけら落し興行の賑やかしに
派遣されてきた若いめの人たちには
つらかったらしく、途中の休憩で
３分の１くらい帰ってしまいました。

よーし自分もなんかしよーう！　　と
大いに刺激を受けた時間でした。

池袋の夜はふけて
土曜の夜は裏通りのほうが
人があふれて活気に満ちていました。

「またねー」

サンダーバード！