こんばんは。

５月６日茨城県のローカル私鉄めぐりと
ガルパンの聖地見物に出かけました。
今回はその続きです。

那珂湊から海岸沿いに大洗港に到着。
マリンタワーに来ました。
てっぺんの展望台のすぐ下に
ガルパンカフェがあるので
行ってみるつもりでしたが
時刻も遅いので（駅で列車を見たい）
あきらめて１Fの売店だけ見てきました。
缶バッジ付のお菓子を買おうと思ったけど
売り切れ。
けっこう人気あるみたいです。

等身大（？）パネルの前で
こっそりこだまちゃんを撮っていたら
スポットライトを点灯してくれた！
うーむ、見られてたのね。。。
私のカメラは高性能なので多少暗くても
ちゃんと写るんだけど…

一昨年（2016年）11月、マリンタワーから
大洗駅までの都市計画道路が開通しました。

以前は２・３回クランクしないと
駅までたどり着けず道順が難しかったけど
学園艦から駅まで戦車が通れるように
整備されました。（違います！）

本当は東日本大震災後、津波避難路として
大急ぎで整備されたのですが、
震災時、大洗町には感動的な話があって
津波は防波堤を越えて港の係留中の船や
トラックなどもがしゃがしゃと流されたり、
フェリーターミナルの１階も流されたけど
１人の死者も出さなかったのだそうです。

町の防災放送では避難警告や勧告ではなく
避難命令として高台への避難を呼びかけ、
一晩町から退避する決断をしたとのこと。
来るか来ないか判らない段階で
そこまで決断できたのは
すごいことだと思います。

そんな地盤があって戦車道（せんしゃみち）
みたいな道路ができたんですね。

注・アニメのは戦車道（せんしゃどう）です。

　　柔道、剣道、茶道みたいな修行道だな。

さてガルパンの話に戻って、
この道路にあるマンホールのフタの中に
１枚だけガルパン模様のフタがあるとか。

しかも時々位置が変わるのだそうです。

幅２７ｍの道路なので両方いっぺんには
見られないため、片側づつ探して歩くと
最悪、一往復しなければ見つかりません。
こんな宝探しも楽しみのうちですが…

彩色のフタもたまにありました。

「みつけましたー」

幸い最初に歩いた側にあったので
すんなり見つかりました。
途中の交差点から見る町並みは
なんとなく見たことがある気がします。
マニアの人なら思い当たるのでしょうね。

都計道の突当たりでは
アンコウが赤目を光らせています。

あれが駅かな？
と思ったけど着いてみたら
自転車置き場のテント屋根でした。

駅は見覚えがありました。
あーっ、アンコウのタクシーだ。

駅も良く見るといろんな看板が出てる。
顔出しはまあいいとして、
一番大きいのは…
なになに、県立大洗高校か…
あっ！　　これは本物だ。
アニメとごっちゃになりそうです。

「かおだしするー！」

こだまちゃん、物理的に無理です。
手がとどきません。

（ってどういう意味？）

駅前ではカジキやイルカがジャンプして
もともと水族館と港のまちだったことを
思い出させています。

駅舎内に鉄道資料館があったみたいですが
鉄道関係の展示物や資料は片付けられ、
資料館の外に追い出され、
ガールズ＆パンツァー資料館に変わりました。
巡礼用の地図や資料もスマホで受取れます。
もちろんお土産も販売しています。

列車に使用したヘッドマークが５枚。
いつか鉄道模型に貼りたいと思って
一応撮っておきました。

等身大パネルと映画のポスター、
横断幕は妙にリアルですが…

ん・ん・ん？

右端のポスターは？？

ま・マジカぁ！！！？？？

連絡通路も見覚えがあります。
ホームに上がってみましょう。

見やすいところに３号車（第三章）
が展示（留置）されていました。
５・６人のマニアが撮影中です。

反対側にはオリジナルの車両も留置中。

２両編成が到着。

折返し水戸行きとなります。
こちらは４号車でした。

連結しているもう１両は…
なんと戦車のラッピングです！

それでは車内に入ってみましょう。

車内もステッカーやパネルで飾られ
華やかな雰囲気でウキウキしますね。

ちょっと見えにくいのですが
網棚の上のところに細かい字で
個人名（ハンドルネーム）がいっぱい
掲示されています。
そういえば車体側面幕板にも
ネームや企業名が書かれていました。
ラッピングの寄付をした人たちです。

こうして名前が残ると良い記念になるし
自分の名前を探しに来たくなりますね。
とても良い企画だな。

窓柱やシートのそでにも。
あ、このまちなみリアルだな。

ロングシートの端には
ぼこが座っていました。

大洗1659――1715水戸
実は走り出すともう一つ仕掛けがあって
リアル戦車サウンドと振動を体感できます。
古い縦型エンジンと車内効果音装置で
（要するに床に点検蓋があるってこと）
ものすごい騒音と振動です。

この後は水戸駅で水戸の梅と干し芋を買い
常磐線に乗換え帰宅するだけ。

鉄道プチ旅もなかなかおもしろかったので
また何か企画キップを利用して
出かけたいと思います。

ではまた。

連休最終日はガルパン・続