こんばんは。

今年の梅雨は

うまい具合に休日には雨が降りません。

おかげでいっぱいお出かけできてうれしい。

ところで、ひまわりの生花をもらったので

撮ってみました。

この場所はドール部屋の窓際のラックの上です。

左側に森のジオラマがあります。

あまり広くないですが（幅がない）

明るい窓際なので「海辺のテラス」とか

新しいジオラマを作ってみたいな、と思っています。

どう見ても外の景色は海辺には見えないので

得意の「白飛ばし」で撮ればいいかな、なんてね。

さて、ぐるっとパスのお出かけ５回目です。

「地下鉄に乗って浅草へ行く」というテーマで

まずは地下鉄博物館に行きました。

地下鉄博物館は

東京メトロ東西線の葛西駅の下にあります。

武蔵野線で西船橋へ、

東西線に乗換え、葛西駅で下車しました。

先週はちひろ美術館に行くときに乗ったので

東西線にはちょっと縁があるみたいです。

実は乗ってるときから

いつもの電車と変わらないなーと思っていました。

あとで写真をよく見るとＪＲと書いてあります。

総武線から乗り入れてきた電車だったんですね。

通常はエントランスの券売機で切符を買い

自動改札機を通って入館します。

電車に乗るために駅へ入るのと同じですね。

でもこちらはぐるっとパスを持っているので

受付で招待券と書かれた切符をもらって

改札を通りました。

最初にお出迎えしてくれるのは

丸の内線の赤い電車と銀座線の黄色い電車。

日本最初の地下鉄電車と書いてあります。

地下鉄博物館ができる前は

万世橋の交通博物館で弁慶号と並んでいました。

行先表示は、上野⇔浅草となっています。

あ、運転士さんもいます！

車内に入ってみましょう。

お客も少し乗っていますが

少し古すぎて、懐かしい感じはしません。

「おんなのこ、きものきてまーす」

「きのくつはいてるねー」

あれは下駄だよ。

銀座線は古すぎてピンときませんでしたが

丸の内線のほうは実際に乗った電車で

ああ、こんなふうだったなと思い出します。

この手の博物館にはつきものの

鉄道模型のジオラマもあります。

地下鉄の模型だから地下で見えないはずですが

ちゃんと見えるようにできていました。

この写真の左奥に運転シミュレータがあります。

体験運転してきました！

最初、ＴＶゲームみたいなので１駅練習して

本物の千代田線の電車を切取った運転台で

ハンドルを握りました。

本物の運転士の訓練用のものだそうです。

指導の運転士がつき、細かく指示してくれますが

１度制限速度を越えたら急ブレーキがかかって

乗客の人から苦情が出ました。（ウソです）

乗客は乗ってませんが電車はぐらぐら揺れるので

さぞかし乗り心地が悪かったことでしょうね。

なかなかできない体験でおもしろかったです。

ちょっと懐かしい写真を…

御茶ノ水駅のホームから下を見ると

丸の内線の電車が見えます。

ここは川を渡るのに一瞬だけ外に出るのです。

少し視野を広げると

中央線東京行き、左上が聖橋、一番下が神田川、

地下鉄の上は外堀通りと湯島聖堂の塀です。

とても立体的なレイアウト（配置）ですね。

同じ場所を聖橋の上から見ると

総武線は急勾配を登り秋葉原へ向かい、

丸の内線は真下を覗きこまないと見えません。

神田川に面したアパートが歌の詞のようです。

銀座線は浅草と反対側の終点、渋谷駅を。

地下を走ってきた電車がいきなり空中に飛び出し

ビルの３階に突っ込みます。

渋谷は「渋い谷間」の名のとおり、

宮益坂や道玄坂の下、谷底にあります。

渋谷の地形はそのくらい深い谷だったのですね。

さて、地下鉄博物館を後にして次へ行きましょう。

葛西から東西線で茅場町、日比谷線で上野へ。

上野→浅草は博物館で見てきたとおり、

日本で最初の地下鉄です。

１９２７年、８９年前に開通しました。

鉄骨の柱を見ても歴史を感じさせますね。

銀座線、丸の内線は第三軌条式という方式で

矢印のサードレールから集電します。
そのため屋根の上に集電装置や架線がないので

トンネルの断面が小さく、建設費が安くなります。

ほら、こんなに天井が低いのです。

乗ってみると圧迫感を感じるのもこのため。

電車そのものもひとまわり小ぶりなんですよ。

では電車に乗って浅草へ。

わずか２．２ｋｍ、５分のミニトリップです。
８９年の歴史に思いを馳せている間もなく

浅草に到着しました。

改札を出ると古くさげな商店街が。

日本最初の地下鉄の地下街だから

最初の地下街かどうかはわかりませんが

かなり古いことは間違いありません。

今やカメラの性能が良いのでしっかり写って

ますが、見た目はもうちょっと暗い感じでした。
焼きそば屋のソースがこげたにおいに

腹の虫が騒ぎだします。
あっ、ビールも飲んでる。　いいなぁ。

地上に出るとこんな景色です。

浅草寺を意識した出口も風情がありますね。

交差点のカドは神谷バー。

通りをはさんで右側は東武の浅草駅。

２階が電車乗り場で上は松屋百貨店です。
デパートというより百貨店と呼ぶほうがふさわしい。

さらに右を向くと・・・

隅田川に吾妻橋、渡った向こうは

アサヒビールと左は墨田区役所。

奥はいうまでもなくスカイツリーです。

左の下は水上バスの乗り場があります。

あとで向こう岸へ行きますが、

先に浅草寺にお参りしましょう。

かみなりもーん。（雷門）

金龍山と書いてありますよ（あとで出てきます）

右が風神、左が雷神ですがよく見えません。

また今度ねー。

実は、瓦がはずれかけて緊急修理中なんです。

全体を見ることはできませんでしたが

隙間から中身を見られるようになっていました。

なかなか来られない外国の人や

修学旅行生には気の毒でした。

今週の月曜日、覆いがはずされて見れるように

なったとＴＶニュースでやっていました。

なかみせー。（仲見世）
いやー、混んでますね。

外国の人も多いです。

ほうぞうもーん。（宝蔵門）

雷門よりでかいです。

門をくぐると本堂が見えます。

お線香の煙を頭になすりつけてる人がいました。

髪の毛が生えますように。　ごしごし・ごしごし…

「あたまがよくなりますように」

ちょっと違うかも！

「なむ・なむ・なむ・・・」

ところで・・・

寺がつくと浅草寺（せんそうじ）で

観音様がつくと浅草観音（あさくさかんのん）

になりますが、おもしろいですね。

本堂から見るとこんな感じです。

遠目の浴衣はいいですね。

近くで見ると中身が外国の方で

寝巻きのゆかたみたいだったりしますが・・・

あー、もうすぐ四万六千日（ほうずき市）だな。

しまんろくせんにちさま、と読みます。

７月１０日にお参りすると、４６０００日

お参りしたのと同じくらいご利益があるとか。

これは来なければ損ですね。

この写真の左にちょっと見えてるお水舎には

きんりゅうざん・せんそうじ（金龍山浅草寺）

の金色の龍がいます。

気がつかない人が多いみたいですが

お越しの節は、ぜひ上を見てください。

浅草にも１ヶ所、ぐるっとパスが使える
博物館があるので、行ってみました。

お水舎の裏、二天門から出てすぐ左側。

アミューズ・ミュージアムっていいます。

名まえを聞いてもなんの博物館か判りません。

辞書をひくと、楽しませる、おもしろがらせる

なんて書いてありますし、　フレンチの

アミューズ・グールは前菜のことですね。

よくわからないまま行ってみると・・・

じつに楽しかった。　おもしろかった。

１階は土産物店です。

レジでぐるっとパスを提示すると入館券をくれ、

館内の案内をされました。

２階がギャラリーで企画展の会場、

３、４階が常設展で屋上が展望スペース。

そして、写真撮影ＯＫ、

そぉーっとなら作品にさわっても良いとのこと。
うれしー！

常設展は布を素材、テーマにした作品が多く、

触れるのを前提に作られているのだそうです。

（一部、除外作品もあります）

この日、２階のギャラリーでは、金田花季さん、

都築まゆ美さん、ＮｉｊｉＳｕｋｅさん、増田智己さんの

４人展が開催中でした。

２週間くらいで入れ替わるみたいで、

いいときに来ました。

楽しい作品ばかりで、ほんと、うれしくなります。
そして作品のタグを見るとほとんどが売約済。

これいいなぁー、欲しいなーというものもあった

のですが残念でした。　少し遅かったみたい。

ただし、このギャラリーで見るから素敵なんで

ひとつだけ家に持って帰ったら

魅力が半減しちゃうかもしれません。

そう思って一生懸命楽しみました。

ライオンの口にドールの頭を突っ込むのは

作者の意図に反するかもしれません。

あるいは作品の改ざんになってしまうかも。

しかし、芸術とは受け止める側がどう感じるか

見る者の感性に任せられるものでもあります。

とはいえ写真撮ってもいいよ、の声に

調子に乗りすぎたかもしれません。

ごめんなさい。

こちらの作品はちょうど人一人分のスペースが

空けてあったので、ここに納まって撮れば

絵本の一部になれる、という絵だと思いました。

しかし、後で考えると、絵のまわりが厳重に養生
してあったことと、いただいた絵葉書に

「４人で一つの作品を描くライブペイント開催！」

とありましたので、製作途中の絵だったのかも？
４人展も終わってしまったので、今となっては
確かめようがありません。

それにしても、ぴったりはまったなぁ。

３階に上がってみましょう。

雰囲気は一転して、まず古いラジオがあり

振り子時計があり、やかんがぶら下がり…

うしろ向きの人が大勢いるのは

黒澤明監督の「夢」という映画で使われた衣装。
あまりよく覚えてないので、今度ＴＶでやったら

もう一度良く見ておきましょう。

屋上からは眼下に浅草寺の境内が広がり

うしろにはスカイツリーがそびえます。

かなり豪華なロケーションです。

五重塔の養生がはずれたら、

ギャラリーのスケジュールを確認してから

また来たいと思います。

屋上にはピクニック用のベンチとテーブルが

完備されてるので、大きい子やお弁当も持ってね

大満足してアミューズ・ミュージアムを出て

今日もスカイツリーを目指します。

先週来たばかりですが・・・

実は建設中に撮った写真があったので

今の様子と比べてみたくなったので。

まずはここ。

三つ目通りの橋からです。

マップで調べたら源森橋とありました。

屋形船がつながれてなかなか風流ですね。

２０１０．３．２７の撮影。

そして、同じ場所から・・・

ありゃりゃ？護岸工事のため樹木が切られ

高架下の倉庫も撤去されました。

随分風景が変わり、味もそっけもなくなりました。
これではつまらないので、ひとつ後ろの橋に

移動してみましょう。

どっこいしょ、と。

ツリーも後ろに移しておきました。（ウソです）

あーっ、こっちのほうが

雰囲気が似てますね。
樹が生えてる様子も少し似ています。

あっ！　金色のスペーシアだ！

これは縁起が良い。

スペーシアは列車全体で龍をイメージしています。

それが金色になり、浅草寺で金龍を見たばかり。

そういえば日光東照宮も龍に縁がありましたね。

工事中の足元に何か書いてあります。

拡大して見ると・・・
現在の高さ３２８ｍとなっています。

じつはこの日の作業で３３３ｍを超えました。

東京タワーを超えた、とニュースになりました。

そして今の様子は・・・

６３４ｍ（ムサシ）です。

やっぱ高い！

おまけです。

十間橋から見た逆さスカイツリー。

今は成長しちゃったので、

１枚の写真に納まらないでしょうね。
先ほどから登場する川は北十間川といいます。
スカイツリーの絵柄からは外せない存在です。

この日も東京スカイツリー駅から帰ります。
１週間前もこの位置に立っていたっけ。

結局、景色が見えそうもなかったので

上にはあがらなかった。

また日を改めることにします。