リフレッシュ休暇を取ることになった。

せっかくなので今回は独り旅をしようと考え、何処か行ってみたい所を考えた。

世界遺産が決まった佐渡ヶ島に行くことも考えたが、台風で海が荒れると帰れないので車で移動することにした。

それでも台風の影響で出発を１日遅らせた。今回の旅は予約無しのぶらり旅。

向かったのは本州最北の地の大間崎。

天気も回復して最高の日和となった。

ここ大間はマグロの一本釣りで有名な所。

テレビで漁師の番組が作られたり、お正月の初競りで高値で取引され話題になる。

海の向こうの対岸には北海道の影も見えた。

さて宿を探さないといけない。最悪の場合、直ぐ近くの無料の駐車場で車中泊も覚悟で旅に出た。

口コミの良さそうな宿に電話してみた。泊まれるが、料理無しの素泊まりで良ければという。諦めて他を探す。

モニュメントの近くにも食事処を兼ねた宿があるので、泊まれるか聞くと何とか食事も出せるというので泊まる事にした。泊まるのは少し離れた新館と案内された。

まだ少し時間があるので仏ヶ浦に行ってみた。

仏ヶ浦は船で行くのと駐車場から山道を下るという二通りの行き方がある。時間的に船は無いので車で行くことにした。

駐車場に着くと他の観光客は誰もいない。代わりに野性の猿が数匹いた。

少し考えて遊歩道を下り始めた。少し進んだ所に看板が有り、下りは２０分。上りは４０分と書いてあった。少し陽も翳り始めたことと熊出没注意⚠️があり、何か動物の声もして気持ちが悪くなり引き返した。

少し離れた所に展望台が有り、仏ヶ浦を眺める事が出来た。

また来る機会有れば、次は船で回ることにした。

宿に入り夕飯を少し遅くした。

理由は夕陽を見るため。

運良く綺麗な夕陽を見る事が出来た。

宿の夕飯

食べきれないほどのご馳走。

もちろん大間のマグロもあった。

翌日、会計を済ませ帰り際にマグロの話になった。

この頃、ようやく脂がのって味も良くなった。先月は赤身ばかりだったらしい。

マグロが品薄になると宮城の塩釜から一本買いで取り寄せているという話で、前に塩釜から来た客が大間のマグロは美味しいと言っていたが、その時は塩釜から取り寄せたマグロだったので申し訳ない気持ちになったと苦笑いしていた。

塩釜の生マグロは美味しいと改めて感じた。

ぶらり旅、２日目は秋田に向かう事にした。

本州最北の地 大間