学生時代の自分がハマったクラシックの聞き方は
指揮者とそれが率いるオーケストラの組み合わせを聞くという選択肢です。
指揮者が何年も何十年も鍛え上げたオーケストラは
一種独特のそのオーケストラしか出せない味が出てくるもので
その当時の自分のスタンダードは以下の通り(ほぼ古い順から)
●アルトゥール・トスカニーニとNBC交響楽団
●ヴィルヘルム・フルトヴェングラーとベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
●ブルーノ・ワルターとコロンビア交響楽団を
●ジョージ・セルとクリーヴランド管弦楽団
他にも、ちょちょいお気に入りの指揮者とオーケストラの組み合わせは
あるにはあるのですが、それを書いてしまうと、かなりの数に達してしまうので、
自分にとっては多少古くて申し訳ないのですが、
こと、交響曲や協奏曲その他クラシック系の名盤は
一回でいいから、上のなかから選んでいただきたいと思います。
あ、そうだ、指揮者だけに限って言えばハンス・クナッパーツブッシュがいました。
あ、そうだ、ヘルベルト・フォン・カラヤンとベルリン・フィルハーモニー管弦楽団もありました。
という、感じになるので、キリが無くなってしまいます。
ともかく上記6つのどれでもいいので名盤と言われている理由はなんだろう?
と、Amazonさんあたりで探してみてください。
同じ曲でも演者によって、まるっきり違うイメージの演奏に聞こえるというのも醍醐味です。
古い演奏はたいていは、廉価盤が出揃っているので、そうお金もかからないし
一生ものの宝ものになること請け合いです。
自分がクラシックレコードを買ったのは仙台の中学1年生の頃でした。
もうね。
わけもわからず、テキトーに選んだのが、
ブルーノ・ワルターのベートーヴェン交響曲第三番、いわゆる【英雄交響曲】です。
レコードがまだまだ、自分にとっては高嶺の花の時代で擦り切れるまで聞きました。
最初はよくわからなかったけれど、日曜日の朝などに大音響でかけてました。
そうしているうちに、3歳下の小学生の弟が「兄貴!この音楽格好いいなっ!」
おお!そうだろう!となっていくわけです。若い頃に聞いた音楽でその音楽を聞くための
脳の回路ができるというか、自分の人生の志向性が変わっていくのかなあ
と、今は思います。
レコード屋さんで無料でもらえたCBS・SONYのカタログもしょっちゅう眺めて
いつかは、こういうレコードも手に入れようと、憧れていました。
そのなかのひとりが上でお話したジョージ・セルとクリーヴランド管弦楽団でした。
とにかくいかつい、ご面相で、こんな人はどんな音楽が作れるのだろうと
強烈に脳裏に叩きこんでいたものです。
中学と高校時代は経済的にも厳しくてクラシックのレコードを集められませんでした。
代わりに、前にも書きましたが電子音楽やビートルズや他のロックバンドに
ハマっていました。友達の影響も少なからずあったのでしょう。
学生時代という自由の効く期間に点と点と結ぶように
クラシックにどっぷりハマるという生活を送ることになります。
バイトして貯めたお金はレコードに使うという感じでした。
モーツァルト ジュピター 第4楽章 セル クリーヴランド管弦楽団 1963
精妙なモーツアルトの最後の交響曲ジュピターの最終楽章です。
モーツアルトは41曲の交響曲を残していて、全部はとてもじゃいないけれど聞いていません。
そんな感じでクラシックにハマると、全部は追い切れないとなりますので、
たまに聞いていいね!と思う程度でいいのではないか、と思います。
ジョージ・セルとクリーヴランド管弦楽団の最初に購入したレコードは
シューベルトの交響曲第9番「ザ・グレート」でした。
わけもわからず最初は聞きましたが、とにかく音がすごいの一言。
どうすごいかというと、なんかすごく合奏が揃っていて、絹のように滑らかなというイメージ。
ジョージ・セルとクリーヴランド管弦楽団を評して、冷たいとか合理的すぎて
つまらない、という評価を本で読んだりしていましたが、なんかそういう感じでも
実際にはないなあ、どういうことだろう?と疑問に思っていました。
だってこの音楽なんてすごく【熱い】としかいいようがないですよ。
ドヴォルザーク 交響曲 第8番 「イギリス」
ドヴォルザークなんかはセルの十八番でしたからね~
この曲はウィーン・フィル版とクリーブランド版の2枚を持っています。
ジョージ・セルは万国博覧会に初来日して、大阪で誰もが驚愕する演奏をして去りました。
ヤン・シベリウス 交響曲 第2番 ニ長調
それから、しばらくしてこの世からも去っていったことを後になってから知ったワケです。
残念でしかたがないのですが、多くの演奏を残してくれているんです。
正直、私もまだ全てを聞いたの?と聞かれると自信がありませんが・・・
大したもんだ!の指揮者のひとりだったと思います。
