IIA アイアイエー インフラ投資の拡大をドイツに提言 投資アドバイザー

国際通貨基金(IMF)は19日、ドイツに対して、長期的な成長を底上げし、他のユーロ圏経済を支援するため、国内インフラ投資を一段と行うよう提言した。            IMFはドイツへの政策提言をまとめた報告書で、今後4年間、ドイツは毎年国内総生産(GDP)に対して最大0.5%の追加投資が可能だと指摘。追加投資を行っても財政ルールの順守は可能で、債務の対GDP比率への影響もさほどない、との見方を示した。            追加投資は民間投資を呼び込み、その結果、継続的な成長が見込めるとともにユーロ圏の他の経済を刺激する効果もある、との考えを示した。            さらに、ドイツの景気回復は今後勢いを増すとし、成長率予想を引き上げる可能性があると明らかにした。IMFが4月に発表したドイツの成長率予想は、2014年が1.7%、2015年が1.6%。            ドイツ政府の成長率予想は、2014年が1.8%、2015年が2.0%となっている。

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