配当目的で高配当株を長年ホールドしている人は多い

だが、配当株に投資することが本当に得なのか、精査が必要だ

 

原理的には、配当利回り以上に株価が下がっている場合は、

配当の収益は、未来の株価の値下がりによる損失で消えることになるチーン

その場合配当は未来の自分から借金しているのと同じなのである

 

原本が減っていく毎月配当型の投資信託は、そのいい見本である。

配当を出さなければ、その分が複利効果で大きな成長となるのである真顔

 

また、「配当がゼロでも、その株を買うのか?」という質問を自分に問いかけるのも有効である

本当に高収益企業で成長が見込まれる場合は、配当がゼロでもホールドするはずだニヤリ

 

配当目的の株の保有は、銘柄選びのノイズになる危険性があるのだ

 

 

 

信用取引のリスクについて考える。

信用取引では手持ち資金の3倍まで取引ができる。

 

100万円の元本で3倍のレバをかけた場合の建て玉は、300万円。

10%の下落では▲30万円になるので、100万円に対しては30%の損失チーン

20%の下落では▲60万円になるので、100万円に対しては60%の損失滝汗

30%の下落では▲90万円になるので、100万円に対しては90%の損失ゲロー 

50%の下落では▲150万円になるので、100万円は全損で▲50万円の損失=退場ゲロー 

 

100万円の元本で2倍のレバをかけた場合の建て玉は、200万円。

10%の下落では▲20万円になるので、100万円に対しては20%の損失チーン

20%の下落では▲40万円になるので、100万円に対しては40%の損失滝汗

30%の下落では▲60万円になるので、100万円に対しては60%の損失ゲロー

 

信用取引の下落率は、レバレッジの数字を乗じないといけないのだ。

レバレッジ3倍なら、5%下落なら15%の下落になる。

 

 

株価の上げ(ブル)と下げ(ベア)には大きな算数的な違いがある。

 

50円から100円になるのは100%の上昇だが、100円から50円になるのは▲50%の下落でいいということだ滝汗

75円から100円は33%の上昇、100円から75円は▲25%の下落。

90円から100円は11%の上昇、100円から90円は▲10%の下落。

さらに

30円から100円は330%(3.3倍)の上昇だが、100円から30円は▲70%の下落ポーン

さらに

10円から100円は1000%(10倍)の上昇だが、100円から10円は▲90%の下落ゲッソリ

 

もっとも、上げも下げも金額は同じであるチーン

%だけが大きく変わってくる。

 

つまり上げるエネルギーより下げるエネルギーの方が、加算的に強くなるという法則である。

 

これは、株の重要な真実である。

 

 

 

現物株であれば、インバースなどを除いて「買い」しかないので

本来株価は基本的に上昇するはずである。

が、実際には上がったり下がったりし、むしろ下がる状況の方が多かったりする。

 

現物派=資産形成派=配当派は、基本的に「買い」志向のみであるが

トレード派は「売り」と「買い」の両方で利益を出す。

これは非常に大きな違いであり、よく理解しないといけないポイントである。

 

アメリカ株であれば「買い」のみでも問題はないが

少なくとも日本市場では、もはや「買い」のみで資産が増える時代は終わったと思われる。

すなわち買いも売りもやらないと勝てない相場である。

 

 

 

 

 

株は大きく分けて「ガチホ(=貯蓄)」と「トレード」に分かれるが

これはいいかえると「配当」と「売買益」のどちらを取るかということでもある。

桐谷さんが有名だが、配当を狙った株投資をしている人は多い。

年に2回ほど配当で現金が入ると確かに嬉しい。

が、配当銘柄には注意しないといけない。

 

まず、配当利回りが高いということは、配当金額が高いか株価が低いかまたはその両方ということである。

ぐいぐい株価が上がっていれば利回りは低くなるのである。

株価が2倍、3倍になっていれば、利回りはごくごく小さくなる。

つまり配当利回りが高いということは、株価が上昇していないという証拠なのだ。

実際、高配当銘柄の商社株や電力株は、長期的には全く上がっていないどころか下降しているケースもある。

10年以上株を保有して、株価がほとんど上がっていないというのは、かなり厳しい。

(が、配当金があると満足してしまう)

 

つまり配当と株価上昇は矛盾した概念なのである。

株価の上昇と高配当を両方望むのは虫がよすぎると気づかないといけない。

 

 

 

株価とは、「過去の業績」ではなく「今後の成長への期待」を反映するものである。

よって、株価は基本的には会社の規模や業績とは関係がない。

そもそも、株価が上がったところで、その会社や会社員に直接的なメリットは何もない。

 

ファンダメンタルを重視する人もいるが、GAFAみたいなスーパーカンパニーならともかく

日本の一部上場企業レベルであれば、ファンダメンタルは株価にはほとんど関係がないと思われる。

なぜならそういう企業は既に十分に巨大なので、成長の余地がないからである。

ただしファンダメンタルはネガティブ要因としては十分に作用する。

 

今日のひとこと

「株価は、企業の業績や価値とは何の関係もない」

 

 

 

 

 

 

 

同じ銘柄の買いポジまたは売りポジを現物と信用の二重で持つことを

信用取引の2階建てという言う(らしい)

 

これは儲かるときには大きく儲かるが、当然ながら損失時の被害も甚大になる。

被害が大きいだけならいいが、

信用取引の場合、現物単価の下落による、保証率の急激な減少が起こり、

追い証の発生が可能性が極めて高くなる滝汗

追い証が発生した場合、追い証(現金)の差し入れか、信用ポジションの損切りを迫られるチーン

信用ポジションの損切りを行っても、その損失額は現金で補填しなければいけないポーン

 

この状態の最終駅は「退場」である。

つまり全ポジションを崩壊させる危険性を秘めている。

特にリーマンショックやコロナショックのような急激な暴落時には、全滅の危険がある。

よって、信用取引の2階建ては、基本的に厳禁である真顔

 

ただ、株をやってる人はわかると思うが、「ここで勝負!」というときには

信用取引の2階建てはついついやってしまうよね笑い泣き

 

 

 

 

 

 

株にはいろいろなリスクがあるが、フルポジションの危険性が有名である。

フルポジションには2つの意味合いがある。

金額のフルポジション、時間のフルポジションである。

 

フルポジションの投資をしていると、暴落が起きたときに全く動けなくなってしまい、

リバウンドねらいや安値を拾うことが全くできなくなる。

投資信託は、性格上フルポジションの投資であるが、それゆえに成績が悪くなるのである。

 

ただし、株にはまると信用取引を含めフルポジションになりがちである。

または熱くなってどんどん投資金額が増えていきがちである。

が、日本株を見てると、20%から30%、ひどい株だと50%以上の下落は普通に存在する。

 

フルポジションは退場への入口である。

 

 

 

 

 

投資とトレードは、似てるが全く別の行動である。

競技の種類が違う。

あえて言えば野球とサッカーくらい違う。

 

投資とは、蓄財であり、貯金と似たような行為である。

投資の場合は、プラスマイナスの成績はあまり気にする必要はない。

というか、長期的にやっているとだいたいプラスになる。

バフェットのやっている投資は、ほぼ貯金である。

昔は日本でも銀行貯金だけで年間6%増えていたのである。

 

トレードは、商品の売買そのものである。

よって、安く買って高く売らないといけない。

または高く空売りして安く買い直さないといけない。

トレードは、赤字が続くと退場となる。

 

中期的なトレードは、投資とトレードの区別がつきにくい。

短期トレードしていた株を塩漬けというのは、トレードから投資への変更である。

 

この大原則は忘れてはいけない。

 

 

 

信用取引とは、借金した金で株を売買する行為である。

もっとわかりやすく言うと、知人やサラ金から借りたお金で、現物株を売買する行為である。

借りたお金は金利をつけて全額返さないといけない。

利益が出れば利益だけが手元に残るが、損失が出れば全て支払わないといけない。

つまり株自体は自分のものではなく、あくまで値動き分が自分の損益なのである。

信用取引のこの基本原則を理解していない人は、意外に多い。

借金をするプロセスがないからである。

借用書なんかを書けばリアルに感じられるかもしれない。

信用取引は、英語では、Margin Tradeという。「差金決済」という意味だろうか。

本来的は「借金取引」と呼ぶべきである。

なお先物やFXなんかのレバレッジも全てこの「借金取引」である。

信用取引については、

①「やるな」という人

②「信用売りのみ必要」という人

③「大いに必要」という人

の3種類に分かれる。

どれも正論だが、③はリスクが高い。

②は、必要である。