ある時期から仕事に対して、感情を出すことを控え始めた。

どう考えてもおかしいことについても目を瞑るようになった。

もちろん人間関係の範疇での話だが。

紛れもない忖度。

良いわけはないが、サラリーマンとしては当然のことと自分を押し込めるようになっていった。


そして現在。


様々な感情が自身も周囲も限界を迎えている。

社会において理不尽さはある。

これば絶対避けては通れないものだし、

ある程度の忍耐は必要。

今の若い世代には通用しないであろうことは理解しているが、

そういうものではある。


しかしながら過剰すぎるのはよろしくない。

自分は消化できたとて、周りの人にまで強いる話ではない。


なんとかせにゃならん、ということである。


ただし履き違えてはいけないのは、

その問題がどの角度で見たらどうなのか、

ということを正しく理解することである。


一方的な主張なのか、

誰しもが思っていることなのか。

そこにどのような判断があったのか、

どのようなバイアスが働いたのか。


感情を整理することは難しい。

ただそれをやらずして有耶無耶にしたり、

もしくは放置することは望ましくない。


道徳的に判断し、理解を得ていくこと。

責めるだけではなく、

根本的な解決を試みること。


これを踏まえずしてことを起こしても

大概は受け入れられないものである。


そういう意味ではいかに自分も含めて

冷静に見てジャッジするか

自分の人間力が試されている。