生きていくこと
今日は会社もなかったから遅くまで寝て、ゆっくりと過ごした。
何をするわけでもなく、洗濯やおつかい、あとはいつも通りの一日。
実際、今度の休みは何かをやろう、プロダクティブに一日過ごそうと思っても結局なにもせず。
一月もあと二日で終わるし、本当にアクションを起こさなければダメだと再確認した一日だった。
脱力感や虚無感に襲われているのを理由にしていたらあたしはこれからも一生このままなんだろうと思う。
そんなのあたしはいやだし、これからもっとかっこいい自分の姿を追い求めていかなければいけない。
忙しいなんて言い訳。 落ち込んでるなんていうのも言い訳。
もう言い訳はやめよう。
あたししか、自分を軌道修正できる人なんていないんだから。
つなぐ
ある女性が言った。
亡くなった主人は本当に素晴らしいひとでした、私にはもったいないひとでした。
長年連れ添った夫。
自分はまだ結婚もしていない、共同生活がどんなものかもわからないけれど、彼女の夫がどれだけ素晴らしい生き方をしてきたか、それが彼女の微笑みから読み取れた。
彼女から教えてもらった水墨画の山田大作先生の作品を初めて目にした。
これも何かの縁だろうか、とてもしっくりきてずっと見つめていたいと感じた。
名声、金、外見、目先のものに惑わされて本当に見たいものが見えなくなってきた私の中にとても温かく新鮮な風が吹き込んできた。
一生かけて、誰かを愛し、尊敬しながら、支え支えられ生きていきたい。
成長ってなんだろう?
犠牲や痛みを伴う成長もある。 でも常に新しい発見をしながら笑顔を絶やさず成長もある。
常に人に感謝する。
年を重ねた人にも、自分より若い人にも。
どんな人からだっていろんなことをたくさん学ばせてもらえるとあのひとは私に言った。
こころのもやをとっていきたい、あの女性の笑顔はわすれることができない。
泳ぐ
いつからか、自分がよくわからなくなった。
親、友達、恋人、同僚、見せている顔はどれも違う。 別にそれは問題ではなかった。
でも、個性って何だ? 個々にもってる思考、テイストを指してるものだと思ってた。
あたしに個性がないことに最近気づいた。 自分は色の濃い人間だと思ってた。
ちょっと変ってるね、面白い考え方をするね、その言葉を鵜呑みにしていた。
ふと気がつくと、ここにいる自分は穴のあいた袋。
持っていたものはこぼれおち、拾って入れてもまたこぼれてなくなっていく。
自分は個性なんて別に特になかったんだ。 わがままにふるまってただけだったのにそれを個性と呼んだ。
チャンスを失った、恋人も去って行った。 変な自信だけが私を支えていた、そして別に私はこのままでもいいと思っていた。
人が経験できないようなことをたくさんした。 普通なら出会えない人とも巡り合って恋をした。
それは、いったい私にとって何だったのだろう。
学ぶより、驕った。 感じるより、優越感が残った。
人より自分が大事。みんなそうだけれど、今年こそ人を思いやることを第一に考えよう。
それが今年の抱負。
自分を追って潜っていけば、もっと暗い水の底は何も見えない。まよってしまう。
潜るのは、少しやめとこう。 浅瀬にいよう。
そして太陽を背に感じながら、今は泳いでいこう。
