車いすが教えくれたこと。 | ヒーリングカウンセリング♡愛のある自分に気づこう@名古屋 たきざわのりこ

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生きているってすごいこと、素晴らしいこと。悩みは自分と向き合うための与えられた課題。

私は、車いすにのってる夫と結婚しました。

身体の不自由な夫を幸せにしたいと思っていました。

夫に尽くすことが、大切だと思っていました。

彼の為に、頑張らなきゃって思っていました。


夫が幸せだと言ってくれるのが幸せでした。

でも、

愚痴が出る。

イライラする。

そんな私がいました。

不自由な身体ですと、支度に時間がかかります。

車椅子ですので、
スロープやエレベーターを探さなくてはなりません。

通路が狭いと、その先はいかれません。

雨が降ったら、傘はさせません。

荷物はたくさん持てません。

レストランはバリアフリーでないと、入れません。


そんな生活の積み重ねから、私はイライラしてました。

しかし、私はいい人を演じていました。

表面的には、私は幸せなのと無理にとりつくろっていましま。

周囲には、幸せなのよって、ニコニコしているフリをしていました。

そう、私は彼を幸せにしたいと思っていたから。
自分の気持ちよりも、夫のことや、周囲にばかり気を使っていました。

私の心はいつも葛藤し、フツフツとしていました。

なんで結婚してるんだろう、私は介助のために結婚したのか?

もよく思っていました。

しかし、


そんな結婚生活を5年ほど経った頃に、ふと気付けたのです。


自分が幸せでないのに、人を幸せに出来るの?

って。

幸せって何か?

自分を幸せにする。どうやって?


私は、自分がワクワクすることを探しました。


それは今もです。

常に、意識しています。

私が好きなことは何?

私が笑顔になって、笑えることは何?



自分を大切に生きれるようになると、

夫の不自由さに、感謝出来るようになりました。

たくさんのことを気づかせてもらいました。

足で歩ける。

傘がさせる。

階段が使える。

些細なことが、当たり前に出来ることも。


不自由さを経験できたから、やっとそれに気づくことが出来たのです。



人に優しさが足りないと思ったら、自分に優しくしよう。

思いやりがないなと思ったら、まずは自分を思いやろう。

人を幸せにするために、まずは自分で幸せを感じよう。





今日も素晴らしい一日を。